2009-02-06 [長年日記]

_ [Family] 農場見学についていく / J'ai accompagné les enfants à la ferme.

人参をどうぞ

今日は、子供の幼稚園で農場見学の日でした。 同行できる親もどうぞということだったので、幼稚園の様子を知る数少ないチャンスでもあるので、私もついていくことにしました。

幼稚園に着くと、すでに5人くらいの親が子供たちと一緒に待っていて、最終的には25人の子供に対して11人の親が同行しました。 いつもは子供を預けてすぐに幼稚園を出るので、登校する時間帯が似ている親子にしか会えないのですが、今日はたくさんの親子を見ることができたのもちょっとした収穫でした。

訪れたのは、リール郊外のLommeにある農場で、バスを降りたところからすぐに鶏の小屋が見えたので、勝手に先に行こうとする子供たちもいたりして、早くもカオス状態です。 いちおう、私の担当は私の子供ともう一人女の子と決まっていたので、二人の手をひきながら一緒に待っていましたが、私の担当は大人しい目の子供でラッキーでした。 というか、普段子供は手をつなぐのをけっこう嫌がるのですが、ためしに女の子と手をつながせてみたら、嫌がるどころかルンルンでつないでいたのは、何というかまあよろしい。

クラスの構成は、2歳後半から3歳前半までいるので、大きい子と小さい子の差や、よくしゃべる子とあまりしゃべれない子の差は、それなりにあるんだなぁと思いましたが、やはり子供はあまり積極的にはしゃべっていない様子でした。 まあ今はまだ仕方がないけれど、言葉に対する興味は出てきているようなので、そのうち時間が解決するのかな。

いろんな子供たちを見ているのも楽しかったのですが、先生や他の親が、どうやって子供たちをしつけるのか、というフランス語会話の実例をいろいろ聞けたのもまた楽しく、へーそういう表現を使うんだーと勉強になった気がしたのですが、今思い出そうとしてもほとんど思い出せません。。。

そういえば、帰りのバスで、私が子供の名前(ローマ字でHが含まれる)を呼んだら、隣の女の子に「○○○(Hの無い発音)っていうんだよ!」って注意されました。 最近は、先生もちゃんとH有りで発音しているような気もするし、でもこっちがフランスでのH無し発音になれて単にどっちも同じに聞こえるように脳内変換されている気もするし、最近は気にしていなかったけれど、やっぱり違って聞こえるんですね。 彼女には、「日本人は○○○って発音して、フランス人は○○○って発音するけど、どっちも一緒だよ」と説明したけれど分かってもらえたかな。

あと、遊☆戯☆王のトレーディングカードを持ってきている子がいて、いくらまだなんでもルールを理解してやっているとは思えないけれど、こんな小さい子もトレーディングカードに興味を持つのかとちょっと驚きました。

8時半に出発して11時半に戻ってくるという慌しい農場見学でしたが、私にとっても楽しい時間で、これからもこういう機会があれば、ゆうなか私か少なくともどちらか一人は参加したいなぁと思いました。

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