2011-03-21 [長年日記]

_ [Music] ピアノがうちにやってきた / Le piano arrive chez nous.

ここ二ヶ月くらい、Lille近郊のピアノ屋さんを行脚して中古ピアノを探していたのですが、ついに我が家にピアノがやってきました。

一応の予算は8,000€で探しはじめて、途中で30,000€のBechsteinとか60,000€のBösendorferにうっとりしながらも、最終的に選んだのは、1972年製のAugust Försterの170cmのピアノです。予算はちょっとオーバーしたけれど、ゆうなが頑張って値切ってくれました(けどやっぱり予算オーバー)。

美しいウォールナットの外観 美しいウォールナットの外観です。

ウムラウトが音符になっているロゴ ウムラウトが音符になっているロゴが素敵。今はもうこのロゴじゃありません。

(当時の)東ドイツ製 DDR、つまり東ドイツ製です。

選ぶにあたって、いろいろと試奏しましたが、このピアノの温かみのある柔らかい音色が気に入って、すこし背伸びをしてこのピアノを選びました。 ちなみに前の持ち主はパリに住む作曲家の女性だったそうです。

偶然とはいえ、私と同じ1972年にうまれたピアノと、お互いに故郷を離れた場所でめぐりあったというのも感慨深いものです。

音を聴いてみたい!という方は、ダメダメな演奏でよろしければこちらのAria(Ogg Vorbis 560KB) をどうぞ。 録音に使ったのはZOOM H1で、小さくて安価なのにいい音で録音できるのでおすすめです。

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本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ muneda (2011-03-22 05:39)

音を聴こうとしましたが,ユーザー名とパスワードを聞かれてアクセス出来ません

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