2013-09-14 [長年日記]

_ [Music] 合奏の練習 / Répétition de la musique d'ensemble

来月に子供たちのピアノの先生が音楽会をすることになったので、先月末にうちに遊びに来てくれたチェリストのMさんに、合奏してもらえないか頼んでみることにしました。

あらかじめどんな曲がいいかなと、(編曲ではなくて)チェロとピアノのために書かれた曲をあれこれ探していたら、ショパンがチェロのための曲を書いていたことを思い出しました。 そこで、ショパンのチェロソナタを聴いてみると、その第三楽章が短くて、そしてとても美しい曲だったので、私の希望はそれで決まり(こんな曲)。

そこで、先日コンセルヴァトワールで今年度の先生との初顔合わせの日に会ってお願いしてみたら、「いい曲だよね!」と快諾してもらえました。 そして「ちゃんと日を決めて練習するほうがいいよね」と言われて、週末にうちかコンセルヴァトワールでやりましょうということになりました。

さて、気軽に頼んではみたものの、ただでさえ忙しい現役の学生の人と一緒にやるのって、実はとんでもないことなんじゃないかと思い、時間を見つけては必死になって楽譜を読んだりピアノで練習したりしていました。

というわけで、今日が初めての合わせ練習の日です。 始まるまではすごく緊張していましたが、一旦始まってしまえば、いい雰囲気で集中して練習することができました。 あまり考えずに弾いていた箇所で「この部分は和声が特徴的なところだから、その響きを意識して」と指摘されたりとか、チェロのことをよく知らない私に「この部分は、こっちの絃ではなく、こっちの絃でこんな感じに弾きたいけどどう思う?」と弾き比べてくれたりとか、いろいろ勉強になりました。 しかも、横で一緒に聴いていたゆうなが練習の一部を録音してくれていたので、それを聴きなおして、タイミングがずれやすいところとか、やりたいことが違っていそうなところとか、いろいろ確認できてよかった。

終わった後で、「coolな練習でした」と言ってもらえたので、ちょっと一安心。次の週末まで、またもっと楽譜を読んで練習しておきます。


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