2013-12-17 [長年日記]

_ [Music][Conservatoire] コンセルヴァトワールのレッスン 40 / La 40ème leçon au conservatoire

先週は発表会から一週間、40回目のレッスンは2013年最後のレッスンです。

まずは先生にクリスマスカードを渡しました。 今年のカードは、子供Hを中心に私達家族が今年演奏したたくさんの曲をデザインしたもので、先生も登場しているので、とても喜んでもらえました。 「あ、ここに僕がいる!」「あ、ここにも見つけた。『指がからまないように!』って書いてある。ははは」と先生が大興奮している様子を見て、デザインしたゆうなもご満悦です。

先週の発表会でパップの水族館とプロコフィエフの「夜」は終わったので、今日は唯一残っている課題曲であるチャイコフスキーの「甘い夢」を弾きました。 まだデリケートなペダリングができずに、どっかんどっかん踏んでいる音が聞こえるのは気になりますが、それでも「綺麗だね。とても美しい」と言ってもらえました。 でも、メロディーは綺麗に弾けているけれど、中間部の裏拍はまだちょっと大きすぎるねと言われました。 そして、一度先生が裏拍を極端に小さく弾いて、それを子供Hもやってみる、という練習を何度かやりました。

来週からクリスマスのヴァカンスなので、今日は新しい課題曲を選びます。 先生に「他の楽譜は何か持ってきている?」と聞かれたのですが、今使っている "Bach à nos jours 3A" しか持ってきていなかったので、そこから二曲、カバレフスキーのエチュードと、マルティヌーの「おとぎ話」。チェコの作曲家は子供Hにとっては初めてかな。

カバレフスキーのエチュードは、右手が音階っぽく動き続ける曲で、そんなに長くないし譜読みは楽そう。 一方のマルティヌーは、いい加減な指使いでは弾けなさそうな曲で、ちゃんと丁寧に譜読みしながら練習する必要がありそうです。でも、とても美しい曲。

先生に、「この二曲と、あとチャイコフスキーも引き続きやりますか?」と聞いたら、「チャイコフスキー? 綺麗に弾けていたし、もういいんじゃない?」と言われました。ちょっと甘い気もするけれど、あの二曲で十分に大変だと思うので、それでよかったのかな。


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