2004-08-08 [長年日記]

_1 [Book] VZ 倶楽部

きたさんの家で、往年の名著『VZ 倶楽部』を見せていただきました。ニヤリ (?

_2 [Ruby] LL Weekend 2 日目

午前の「LL と blog」は、やや blog そのものに関する話に終始しすぎた感はあるけれど、このメンバーが一同に会する機会はとても貴重だったと思います。

Lightning Talk は、Ruby 系のはもちろん興味があるのですが、他にもいろいろ面白い発表があり、楽しかった。というわけで、やっぱり近鉄を買収してください>ライブドア。

最後の「その場でどう書く」は、Ruby からは中田さんが参戦したのですが、不慣れな分野だったみたいで苦戦していたようです。でも、途中の質疑応答の間、会場のスクリーンにはたまたま中田さんの画面がうつっていて、あちこちのコードをぶいぶい編集している様子がかいま見れてとても面白かった。というか、すこしいじるたびに RCS のコマンドを実行していたのがとても印象に残りました。

_3 GPG finger print 交換会

えっと、私のフルネームで鍵サーバを検索して見つかりませんという問い合わせがありましたが、名字なんて飾りです。Kazuhiko で検索してでてくる C116F97E が私です。finger print でご確認ください。

というわけで、署名のほどよろしくおねがいいたします>交換した方々

_4 無事帰宅

そして机の上にはゆうなのメモがぽつねんとあるだけ... しょぼーん。←というのは、ゆうなは明日からまた京都で働くので、今日の昼に神戸の実家に帰っちゃったからです。

_5 [Ruby] 日本 Ruby の会 発足!

今日の LL Weekend で高橋さんが高らかに発足を宣言しました。興味のある方はぜひご参加くださいませ。

_6 次回の LL での希望

  • 「LL で求人」コーナー希望

今回の「LL で仕事」では、なんかみなさんの日頃の愚痴が噴出という感じでしたが、ぜひ企業から「うちでは○○な業務で LL を使っています」とか「○○なスキルを持っている LL 技術者を望んでいます」とかアピールしてほしい。たとえ即時の求人ではなくても、企業にとっても技術者にとっても有意義な時間になるんじゃないかな。

  • 全員名札をつけてほしい

発表者やスタッフは名札をつけていたのでお互いにすぐにわかったのですが、参加者の人もぜひ名札をつけてほしい。名前は知っているけどまだ挨拶したことがない人だけでなく、名前を忘れちゃった人にも極めて有効。:)

[追記] というか、助田さんが隣に座っていたなんて! というのを松江に帰ってきてたら知って orz というのを防げるだけでも嬉しい... ちなみに資料が薄かった理由は、私が〆切を守らなかったために私の分の原稿が落ちているからです。

  • [追記] 「その場でペアプロ」コーナー希望

今回の「その場でどう書く」では Perl と Ruby で乱入する人がいましたが、どうせなら最初からペアプロ企画にするのはどうかしら。あらかじめ一人だけ出場者を決めておいて、パートナーは当日会場で指名して決めるとか。

_7 プレゼンス向上計画

私 (と前田さん) にとって、「プレゼンスの向上」は上司からの業務命令だったりするので (半分本気)、今回発表者として参加できたのはとてもよかったと思います。いろいろ取り計らってくださった方々に、本当に感謝しています。

そんなわけで、変な髪型するのも、スカーフまくのも、あれもこれも、とにかく目立つことはみ〜んな「仕事」なんです (嘘。

_8 [Ruby][NaCl] 「Ruby ならこちら!」の安心感

うちの会社には、まつもとさんをはじめとして Ruby 系の人達が何人かいるので、世間では「Ruby で仕事をしたければこちら!」というふうに思われているみたい。まつもとさんも昨日そんな感じのことを言っていましたし。

別に Ruby ばっかりやっているわけでもないし、うちの技術者がみんな Ruby 使いというわけではないのだけれど、そういう評判の会社が一つでもあるのって、Ruby を使っている人や使いたい人にとって、とても心強いことなんじゃないかしら。少なくとも私にとっては、転職するつもりがなかった時も、いざ転職を考えた時も、それがとても大きな安心感でした。

きっと、他の言語 (特に Python ?) も、日本にそんな評判の会社が一つでもあればずいぶんコミュニティのノリが変わってくるんじゃないかなぁ。

_9 [Ruby] 勉強会

帰りの飛行機で、前田さんとずっと仕事の話ばっかりしていました。特にテーマになっていたのが、チームとしての生産性の向上と、そのための教育のあり方です。教育は、会社としていろんな意味でコストのかかることだけれど、教える立場の人にとっても得るところは大きいし、やっぱり重要ですよねぇとかとか、そんな話をずっとしていました。

そういうわけで、会社の若い技術者の人達と Ruby プログラムのコードリーディングをやってみようかという話になったのですが、なにかいい教材になるオープンソースプロジェクトはないかなぁ。私がそれなりに中身を知っているという点では tDiary なんだけど、ちょっと規模が大きすぎるかも。

自薦・他薦は問いませんので、何かお薦めのものがあれば、ぜひご意見お聞かせください。ちなみに私は、昨日の前田さんの発表のコードがけっこういいんじゃないかなと思っています。

_10 [Ad] 今日の Amazon ご注文

本: Rubyを256倍使うための本 無道編 本: 正規表現デスクトップリファレンス DVD: 初恋のきた道

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
_ ただただし (2004-08-08 22:53)

ひー >VZ倶楽部

_ たむら (2004-08-10 00:25)

わしもVZ使いでした
# アレが原点なひとって多いのか?

_ こやま (2004-08-10 02:30)

LLWの打ち上げで、ビジネスレイヤー向けのLLイベントは別にあったほうがいいんじゃないかという話も出てました。今回のように土日だと企業の管理職の方々は参加しづらいと思われるので平日で。

_ yujis (2004-08-24 04:49)

アプリケーション固有のスクリプトなどもLLにあたるのだろうか?
例えばMELスクリプトとか…
http://www.not-enough.org/abe/manual/maya/howto-use/mel-howto-use1.html

本日のTrackBacks(全1件) []
_ 雑文発散 (2004-08-09 14:06)

[雑] 「LL で求人」コーナー希望かずひこさんが「なんかみなさんの日頃の愚痴が噴出という感じでした」と言ってますが、実は僕が書いたモノも画面に出て来てましたよ(笑)愚痴っつうか悩み的なモノでしたけど。 それはともかく、「LL で求人」は良いかも。つーか、マジで..