実家のソーセージとトマトとキュウリとレタスのサンドイッチ/ポンパドゥール (市立堺病院近くのホテルのレストラン) のランチ・バイキング/実家の天麩羅 (蓮根、玉葱、生姜、穴子、蛸、海老、牛蒡、舞茸) とご飯/蓬 (よもぎ。艾とも書く)大福
高校時代の友人が研修医として勤務する市立堺病院を訪ねました。四年前に移転・新築されたばかりの病院ですので、随所にいろんな工夫が見られました。案内サインや誘導サインは緑を基調とした統一感のあるもので、大きくかつ見やすく作られています。階段だけでなく通路にも当たり前のように手すりが付いています。また病院のスタッフの方々の服装も、野暮ったくなく清潔感のあるものでした。おそらく現状ではかなり「よく作られた」医療空間の一つでしょう。
しかしそういったことは、病院以外の公共空間では、もはや当たり前のことでもあります。言うなれば、医療空間かどうかを問わず普遍的に求められている最低限のクオリティであり、デザイン云々とは別の話なのです。
病院に来る人たちは、皆さん多かれ少なかれ心の不安を抱えている人たちです。そんな不安を少しでも和らげるのが病院の使命であり、それには医師、看護婦、スタッフの不断の努力が必要なのはもちろんですが、デザインの役割もまた十分に大きい、しかもまだまだその役割を果たせていないと思いました。