2003-06-29 [長年日記]

_1 [OSS][Book] ライセンスあれこれ

この週末は、フォントのライセンスについていろいろ考えたりしていたので、久しぶりに本: オープンソースソフトウェア―彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのかを読み返しました。ついでにいくつか引用しておきます。

我々が恐れなければならないのは、「オープンソース」という用語がマイクロソフトをはじめとする大手ベンダーに「取りこまれ、拡大されて」、我々のメッセージが=かんこつ堕胎=換骨奪胎され、失われてしまうことである。 そのようなことを阻止するために、ブルース・ペレンスと私は早いうちから、オープンソースという言葉を認証マークとして登録し、「オープンソースの定義」と密着させて使用していくことにした。 こうしておけば、変なことをしようともくろむ連中に、訴訟の脅しをかけて、その実行を思いとどまらせることができる。

エリック・S・レイモンド「真のプログラマたちの回帰」より (修正はかずひこ)

自分独自のライセンスポリシーを作成する人は、利用者に対する自由を認めれば認めるほど、あなたに協力して役に立ちたいという彼らの気持ちもそれだけ強くなるということを覚えておくべきである。

ブライアン・ベーレンドルフ「ビジネス戦略としてのオープンソース化」より

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