http://www.hitachi-printingsolutions.co.jp/topix/release/030929.html にプレスリリースが出ています。 私の方から、/efont/ 主宰として今後の使用・配布・開発について近日中に「申し出る」つもりです。 現在、どのようなあり方が本当に「Linux システムの振興活動」に寄与するのかについて検討しています (もちろん、私の眼中に Linux しかないわけではない)。
一般論として、開発の自由が絶たれたものは、遅かれ早かれ消え行く運命でしょう。そうならないことを切に願います。
なお、 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/LIN/NEWS/20030926/1/ の記事は、すくなくとも現時点ではかなり不正確です。 どうか鵜のみにしませんよう。
上記で「不正確」と書いたのは、現時点では具体的なライセンスについてはまだ決定していないからです。そのあたりを現在協議中ですが、契約が完了するまでは当然、「当事者しか知り得ないこと」を私が公表するわけにはいきませんので、どうぞご理解ください。
リンクで来る人のためにひたすら昨日の日付で追記しております。:)
「かなり不正確」と書いた IT Pro の記事は、その後こっそり修正されているようです。というわけで、手元のキャッシュと現在のものを比べてみました。
東風フォント問題が解決 無償利用も可能に東風フォント問題が解決の方向へ 無償利用も可能に
これだけを見ると,問題の32ビット明朝体フォントを参考にした東風フォントと東雲フォントの無償利用は難しく思える。これだけを見ると,問題の32ビット明朝体フォントを部分的に参考にして開発された東風(こち)明朝フォントの無償利用は難しく思える。
日立プリンティングソリューションズは,東雲の明朝フォントと東風の明朝フォントの開発者である古川 泰之氏(http://www.on.cs.keio.ac.jp/~yasu/jp_fonts.html),関係者である内田 明氏(http://www.asahi-net.or.jp/%7Esd5a-ucd/)と,すでに一定の条件にもとづいた契約を交わす方向で話し合っている。そのため,東雲と東風の明朝フォントは問題なく公開および配布できるようになる見込みだ。日立プリンティングソリューションズは,東風フォントの開発者である古川泰之氏らと,一定の条件に基づいた契約を交わす方向で話し合うとしている。そのため,東風明朝フォントは問題なく公開および配布できるようになる見込み。ただし,古川氏は「商業利用も可能なフォントの作成が開発動機であり,(今後の対応については)制作および配布活動の永久停止も含めて検討中」だという。
Linuxディストリビュータに関しても,無償のディストリビューションはもちろん,非営利のディストリビューションへの東風フォント,東雲フォ-ントの添付は問題ないという見解である。実際には,フォント自体を販売するのでなければ,有償のディストリビューションであっても,フォントの添付は無償で可能だという。Linuxディストリビュータに関しても,無償のディストリビューションはもちろん,非営利のディストリビューションへの東風明朝フォントの添付は問題ないという見解である。実際には,フォント自体を販売するのでなければ,有償のディストリビューションであっても,フォントの添付は無償で可能だという。
ご参考まで。
2006年10月14日 Google Docs/Spreadsheetsを初体験...