備前焼の窯元が並ぶ伊部の里は今、ちょうど窯出しの季節です。というわけで、ゆうなの両親が備前に連れていってくださいました。今回は時間があまりなかったので、いつもゆうなの家族が行っている「一陽窯」におじゃましました。
できたばかりの焼き物が所狭しと並んでいて、私とゆうなもあれこれ相談しながら品定めしていたら、とても素敵な九寸皿を見つけました。まだまだ私たちには不相応かもしれませんが、うちにはよくたくさんの人がいらっしゃることだし、ちょっと背伸びをして買うことにしました。
ちなみに、お見せに並んでいる商品には値札がついていますが、できたてのものにはまだ値札がついていません。だから、こちらが品定めしている一方で、逆にこちらの目も試されているという不思議な緊張感があります。そんなわけで、私達が「これが気に入りました」と作った方に見せた時に、「いいのを選んだね」と言われてとても嬉しかったのでした。