_ [Car] 206CC (2)

ついに試乗してきましたよ、206CC。 手配してもらえるかもしれなかった中古の 206CC S16 は、昨日に契約されちゃったとのことで、残念ながら MT 車というか走り屋エンジンは試せませんでした。

で、試乗できたのは Roland Garros モデルの AT 車のシルバーのもので、第一印象は「けっこうでかいのね」という感じ。 さて、まずはお約束でトップを開けてみました。がちょうぃーん。おぉ、かっこいい。 そしていよいよ試乗開始であります。 まず座ってみると、フロントガラスがかなりおでこの近くまでせり出していて、後ろから追突されたらかなり危険かも。 でも、思ったよりは視界をじゃまするという感じではありません。 走りはじめてみると、オープンでも窓を閉めていたら風の巻き込みはほとんどないし、エンジン音もあまりしませんね。 今日はかなり寒い日でしたが、普通に快適な環境で乗れます。 思いきって窓を開けてみると、一転してエンジン音が生々しく聞こえてきて、これまたいい感じ。夏は窓も開けて風をびゅんびゅん感じながら走りたい気分。

次に、ちょっと車を止めてトップを閉めてみました。 たしかに天井は低いけど、狭苦しい感じはしませんね。別にルーフがギシギシ言うわけでもなく、これまた普通に快適です。 ただし、後部座席は噂通り本当に狭くて、特に私が運転して目一杯シートを下げると、後ろの人は足を置くスペースが狭いどころか全く無く、「正座するか寝るかしてください」という状態でした。

総じて「うっとり」な体験でした。確かにいい車ですね、これは。

さてその後はご商談であります。 とは言え、去年の夏のマイナーチェンジでバンパーが車体と同色になったのがちょっと好きになれない私達は、「お金のこともあるけど、そこが気に食わないから新車よりも中古で探したいんだよねー」と、にべも無いことを言っていきなり牽制。 あと、「コペンも気になっています」とぼそっと言ったのを、営業さんはけっこう気にしている様子でした。 ちなみに新車だったら色によるけど納期は一週間程度だそうな。思いたったらいきなりオーナーですか、やべー。

そんなわけで、別に急いでないからこういう条件でいいのが入ったら教えてね、ということでとりあえず今日はお開きにしました。 さてどうなることやら。

 

_ [Car] コペン (4)

206CC 試乗からの帰り道に、その場の勢いでいきなりダイハツのディーラーに行ってコペンも試乗してきました。えへへ。

で、感想を一言で言うと、「これは思ったよりもいい！」。 206CC と比べると笑っちゃうくらい小さい車体がなんともかわいいのは承知ですが、乗ってみるとぜんぜん狭くなく、体がすっぽりと収まる感じです。 走り出してまず感じたのが視線の低さで、それが地を這うようなスピード感のある走りを感じさせてくれます。 また、停車時からの加速がとてもよいのが印象的で、あっという間に 50km くらい出ます。街乗りだとかなりキビキビ動くんじゃないかな。

 

_ [Car] 206CC vs コペン

値段が 100 万円ほど違うとか、維持費が違うとか、そういうことは抜きにして比較してみます。

206CC は乗り心地もデザインもとんがったところのない大人の車という感じで、中で乗っていると快適、外から見ていると素敵な、どこかよそ行きな感じの車です。 一方のコペンは、外から見てるよりも中で実際に乗る人が楽しい車で、ボディの小ささから来る体との一体感が魅力でした。

まあ、私の性格から言って、雨や雪が降っていない限りは冬でもオープンで走るでしょうから、オープンにしていてもそれなりに荷物が詰める 206CC の方が魅力的なのは確かです。後部座席にも荷物を置けるしね。 でももし私達が、子供もそれぞれ独立しちゃった後の老夫婦とかだったりしたら、きっとコペンを選ぶでしょうね。

 

_ [Car] そもそも車が要るの？

私は京都に出てからずっと車がない生活で、今もそれで何も不自由していないので、車は要りません。 だから、いきなりセカンド・カーみたいな限られた用途の車を持っても全然困らないわけです。 そんなわけで、実用性よりも何かこう夢を感じられたり、別の世界に私達を連れていってくれそうなものに憧れているのでしょうね。

↑とか言ってるあたりが燃え尽きの予感という気がしないでもない...