最初セッションの申し込みがあまりに少なくて、一時はどうなることかと思いましたが、小さい部屋に変更してもらったこともあり、結果的にはいい感じで席が埋まりました。
直前に狩野さんとあまり打ち合わせができずにぶっつけ本番だったのですが、狩野さんのフォント製作環境についてのイントロを皮切りにディスカッションに移ると、とても熱い意見交換がなされました。
いろんなリソースを持っている人達をちゃんと大きなコミュニティにできればいいね、とか、製作環境の開発にベンダーと OSS 側で協力しあえることはあるんじゃないかとか、そんな話でもりあがりました。
今日のメニューはこんな感じでした。
立ち見が出るほどの盛況で、とても濃い 50 分だったと思います。
ストヤンさんとは、セッションの後で「日本 Ruby の会」のブースでしばらくお話しできたのですが、とても面白い方でした。ストヤンさんのオフィスは関西なので、ぜひ一度訪問させてくださいとお願いしました。ていうか、いつか「るびま」の Rubyist Hotlinks に激しく出てほしいと思います。
ささださんは、あんなに選挙風ポスターをいやがっていたわりには、胸に巨大な文字で「ささだ」という名札を挿していて、何がどう違うんだかいまいちわからないのですが、それはさておきスピーディーなプレゼンで盛り上がりました。
ちなみに、その後のまつもとさんとの Skype の間、ずっと「ささださんポスター」がプロジェクターに大写しになっていて、次の Wiki のセッションを見にきた人が廊下から覗いてみなさんうけていました。「なるほど、この人のおかげでいつか Hiki はさらに速くなるんだ」と思っていただけたのなら、ポスター製作者として本望であります。
実は、直前までずっとプレゼンの構成を悩んでいました。先日の WikiBana/Vol.4 と違って、どういう層の方々がいらっしゃるかまったく想像できず、だからとりあえずこういう大雑把なタイトルにして、結局はこんなストーリーにしました。
で、結果なのですが、やりながら会場の反応がなかなかつかめずに苦労しました。後で何人かの方に聞いてみたところ、もっと Hiki に特化した内容を聞きたかったという声がありました。また、もっと「ハッスル! ハッスル!」なプレゼンを期待していた方もいらっしゃったと思います。そんな方々にとって、やや物足りないセッションだったかもしれません。
でも、プレゼンは本当に難しいと実感しました。今回は原稿を作るのも今までになく苦労しましたが、プレゼンそのもののやり方も (高橋メソッドに比べて) 難しく感じました。今回のプレゼンでは、できるかぎり前を見て、聴衆を見て話そうというのが自分なりのテーマだったのですが、どうだったでしょうか?
発表資料を置いておきます (PDF 4.6MB)
Momonga BOF の会場は、Momonga Project の人 13 人とお客さん 13 人という構成でした。Project の方が絶対多いんじゃないかというのが私達の予想だったので、同数で済んでほっとしました。:)
質疑や議論でもりあがるというよりは、Project の方からいろんなお話をしたり協力者を募集したりという感じでしたが、これまでよりも少しでも Momonga Linux に興味を持っていただけたらうれしいなぁと思います。
夜の懇親会には是非とも出席したかったのですが、予約の関係で今夜の飛行機で松江に帰ってきてしまいました。何人かの方に「残念です」とか「またの機会にぜひ」とかおっしゃっていただいて、とてもうれしく思いました。
今回の OSC 2005 では、いろんなことを引き受けすぎてかなりいっぱいいっぱいでしたが、その分いろんな経験をすることができました。みやはらさん、しのざきさん、可知さん、さぬきさん、高橋さんをはじめ、多くの方々に大変お世話になりました。また、いろんな方々にご挨拶したり知り合えたりもできました。みなさん、またいつかお会いしましょう。
こんにちは。発表お疲れさまでした。HIKIの最後15分ぐらいしか聴講できませんでしたが、PUKIWIKIとのフォーマット互換の話が出ていましたね。利用側としては統一して欲しいですね。でも差別化もありますから難しいですね。
るびまのリクエストはこちらでも受け付けてるのでしょうか?
artonさんと助田さんの流れでインタビューして欲しいです。
// 256本で ruby に興味をもったもんで。
OSC2005おつかれさまでした。生かずひこさんに会えて良かったっす。今度は終わったらお酒飲みに行きましょう!