Linux Conference 2005 三日目の 6/3 10:00〜12:00 に同じ会場で、私がコーディネータを担当して「全文検索 BOF」をやることになりました。Rast 以外もいろんなオープンソースの検索エンジンの開発者の方に声をかけています。
全文検索に興味を持つ方々にとって楽しい意見交換の場にしたいと思います。ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。
そういえば、その日の夕方のライトニング・トークはまだ時間に空きがあるので、会場で飛び入り参加を受け付けているそうです。とは言え定員に達したら締め切るそうなのでお早めにどうぞ。で、今のところなんと私がトリみたいですが、どうなりますやら。
おおざっぱな感想は、情報処理学会の研究会にしてはちょっと技術的にツッコミが足りない発表もあるなぁという感じでした。ツッコミが足りないというよりは、「そのネタはオープンソースの方面でも以前話題になったから、今ならもっと進んだものが既にあるんじゃない?」という方が正確かな。
もちろん、個人的には一番の注目は「ストロークに基づく漢字フォントの構成とその展開の可能性」ですが、プレゼンの中で /efont/ が出てきてかなり驚きました。どう考えてもそれよりは「和田研フォントの研究」を紹介すべきでしょう、という話を守岡さんとしたり。いろいろツッコミどころはあったのですが、狩野さんが的確に指摘していたので、私は静観していました。「特許を出願...」とか聞こえたのがちょっと気になりますけど。
まあ何はともあれ、久しぶりのアカデミックな (人達が集う) 場を楽しむことができました。これからも機会があればこういう研究の現場を覗いてみることにします。
Slashdotが新しい全文検索エンジンの選定をすすめているようです。
Rastも候補に挙がっていますね。
http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=4&id=299264
ストロークベースフォントといえばダイナラボが特許取得しているわけですが差異の説明ありました?
http://www.dynacw.co.jp/dynafont/gaiji/01win.html
「弊社で特許取得済みのストロークベース技術を採用しストローク単位(筆画単位の文字部品)で編集し、更に制御点編集、ドローイング編集、画像取り込み機能を駆使して、きめ細やかなデザインの外字をお好みに応じて自由自在に作成出来ます。」