インライン画像の文法が、従来の tDiary と Hiki で文法が違っていて、どちらも「この URI をインライン画像にするかしないか」を選べないので、新しい文法を導入しようといろいろ検討しました。
しかし、「新たな記法」を導入するのには以下のリスクがあります。
そういうわけで、ささださんのアドバイスでプラグインでの実装がいいのではないかと考えました。 しかし、安易にプラグインを使いまくるのは、文書フォーマットとしての HikiDoc の可搬性を損ねてしまいます。
そこで、文法としてはプラグインだけれど、あらかじめ HikiDoc 側で HTML に展開してしまう「予約プラグイン (というか、ビルトイン・プラグイン)」を導入しようかと思います。
インライン画像については、すでに tDiary に image という名前のプラグインが ありますので、
{{img 'image_path'}} もしくは {{img 'image_path', 'alt_string'}}
という仕様にしようと思います。
他に現在の HikiDoc で表現できないけれどニーズの高いものとして <code> がありますが、こちらは
{{code 'string'}}
という仕様の予約プラグインにしようと思います。
ライブラリとして分離したことで、Ruby でちょっとしたウェブアプリケーションを作る時に、HikiDoc を使って容易に「豊富な表現力」を付加することができるようになりました。
ちょうど今、同僚が XP のストーリーカードを管理するちょっとしたツールを作っていますが、そこでも HikiDoc で書けることになりそうです。
いつか Perl や PHP や Python など他言語でのライブラリの実装も出てきて、さらに広く使われるようになるといいなぁと夢見ています。
ちなみに、最近手がけているとある原稿書きでも HikiDoc を使っています。 Hiki に書き込まなくても手元ですぐに HTML でプレビューできるのが楽ですね。
その後、何人かの方から以下のオファーをいただきました。 ありがとうございます。m(_ _)m
お値段はともかくとして、普段使いにも便利そうな DynaBookSS にしようと思います ( でも VAIO U1 もちょっと気になる...)。
文書フォーマットとしての HikiDoc http://kazuhiko.tdiary.net/20050909.html#p02 つい、スルーしてたんだけど、独立したツールとして使えるのっていいですよね。 以前、RDtool を使ってたけど、それと同じことができるわけだよね。 テキストを HTML化できることの最大..