「有朋自遠方来、不亦楽乎(朋あり、遠方より来たる、亦楽しからずや)」というわけで、河井寛次郎さんの郷里の安来にある足立美術館に行きました。
庭がすごいらしいとは聞いていましたが、予想よりもはるかに素晴らしくて本当に驚きました。 また、収蔵品も質量ともにとても充実していて、一回来ただけでは到底全てを堪能することはできません。
今回入館するにあたって、足立美術館のパートナーズカードを買いました。 2008年3月末まで私は何度でも無料で行けるし、同伴者も二人まで半額になりますので、ぜひみなさん遊びにいらしてください。
足立美術館の帰りに、河井寛次郎さんとゆかりのある、安来駅近くの酒屋さんに寄りました。
お店の方としばらく立ち話をしていると、「まあ上がって」と奥の座敷に通してくださいました。 何があるんだろうとドキドキしながらついていくと、座敷の机の上に煙草入れと灰皿が置いてあり、「これ寛次郎さんの」と言われました。 これまで美術館のガラスの向こうでしか出会えなかった寛次郎さんの作が、目のすぐ前にあるのは衝撃的なできごとでした。
さっそく触らせていただいたのですが、釉薬の肌触りがあまりに気持ちよくて驚きました。 手に取ることでより一層、寛次郎さんの作に惚れ込んでしまいました。 他にも壺とか海鼠釉の六角皿(左の写真)とかいろんなものを出してくださり、さらに寛次郎さん以外の河井ファミリーの作もたくさん見せてくださいました。 中でも河井創太さんの呉須釉の飾り皿(右の写真)はとても素晴らしく、強く印象に残りました。 このような幸せな体験をさせてくださって本当に感謝しています。
ちなみに河井創太さんは私と同い年くらいの方だそうです。私ももっと頑張らないと!
右の器、綺麗ね。好き。今度はウチも連れてってもらおっ。ってこれは酒屋さんだからそう簡単には無理か…いいなぁ〜
童画を見に行きたかったけどスケジュールがきつかったぁ……。>足立美術館