2006-06-29 [長年日記]

_ [Ruby] オブジェクト倶楽部 2006 夏イベント 〜 「Ruby 道チュートリアル」

始発の飛行機で羽田に飛び、会場である国立オリンピック記念青少年総合センターに着いたのは開始時刻の 10:30 をすこし過ぎてしまいました。

午前のセッションは、和田さんの『デベロッパーテスティング - ソフトウェア開発者の基礎体力』を聞きました。 前から和田さんとお話ししたい、和田さんのお話を聞きたい、って思っていたのですが、ついに念願かないました。

セッション会場に続々と入ってこられる参加者の様子を見て、まずはじめに感じたのが女性比率の高さです。 次に感じたのが、これまで私が参加してきたオープンソース系のイベントと比べて、参加者の方々の眼光の鋭さというか雰囲気が違う、ということです。 思わず「職業軍人ばっかりじゃないか!」と隣の須藤さんにつぶやいてしまいました。

セッションの内容は面白く、かつ役に立つセッションでした。 和田さんのプレゼンも、聴衆を十分に意識しながらのプレゼンで、とても安心して聞くことができました。 その後の質問タイムでは、いきなり職業軍人っぽいガチな鋭い質問が飛んでいました。 和田さんもおっしゃっていましたが、私も本当にすごくいい質問だなぁと思いました。 しかし、やはりファンタジーの国の住人(?)としては、最後は和み系の質問でしめたくなって、ラスト一人の時にほのぼのした質問をしたのですが、その後で進行の角谷さんが職業軍人モードでしめてしまったのでした。。。

昼休みをはさんで、いよいよ私のセッションです。 タイトルの「Ruby 道チュートリアル」なのですが、角谷さんのイントロを聞きながら、「え? るびーみちって読むの?」と初めて知りました。。。

プロデューサー角谷さんから、「途中で振り切られちゃって多少消化不良になってもいい」と言われていたので、最初は「Hello World 比較〜」とか前回のまつもとさんのプレゼンのふりかえりとかで油断させておきながら、途中からとつぜん加速するという内容でやりました。 配布資料も置いておきます。

実際、途中からは「ちょっとやりすぎたかも。。。」と感じなくもなかったのですが、「そういう企画だからいいんです!」と開きなおって最後までガンガン飛ばしながらの発表でした。

聞いてくださった方々は、いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけたようでしたら幸いです。(←この行、和田さんのところからコピペ♪)

懇親会では、私のセッションに参加した方も何人か声をかけてくださって、いろいろ意見交換ができました。 私がこのイベントに参加すること自体はじめてだったこともあり、今日初めてご挨拶できた人もたくさんいらっしゃいました。 また、2 次会で和田さんともゆっくりお話しできました。

本当に幸せな一日でした。 セッションに参加してくださった方々、そして何かと心遣いしてくださったスタッフの方々に心より感謝します。

では、今日の私のセッションのふりかえりをします。

Keep(よかった!)

  • 暑くてもスカーフ♪
  • プロデューサーの企画にそった内容
  • 時間を守るプレゼン
  • ツカミ重要

Problem(いまいち!)

  • 「チュートリアル」と着いたタイトルのため、「簡単そうだからまあいいや」と敬遠した人がいたみたい
  • 90 分の時間に対して内容多すぎ
  • 思ったよりもノートパソコン持参の人が少なかった
  • 会場が広かった(わりに参加者が少なかった)ため、ペアプロしてもらえそうな感じじゃなかった
  • USB メモリの回覧や紙資料の配布で、参加者が話を実際に聞く前にコードを見ることができた

Try(がんばろう!)

  • 内容に即したタイトルにする(今回だと...「Ruby 道指南」とか?)
  • 会場が広くても、前からつめて座ってもらう
  • パソコンを持ってきていない人は持ってきている人のとなりに座ってもらう
  • 資料はともかくファイルだけは事前にネット配布する
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_ 平鍋 (2006-07-01 22:16)

ぼくも、その場でruby書きましたよ!
class 定義がオープンであることにちょっとびっくり。ぼくのArrayと君のArrayが違う、ということもあるのですね。さらに、オブジェクトにメソッドを追加できるとは!この変がDSLやCoCに耐えるシンタクスなんだろなー。

_ かずひこ (2006-07-02 23:38)

平鍋さんと Ruby の出会いを演出できて幸せです♪ これからも Ruby をよろしくお願いします。

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