6/25から6/27まで高松で開催されるソフトウェア・シンポジウム2008のパネル・ディスカッション「FLOSSは日本のソフトウェア技術者を救うか?」に、パネリストとして参加することになりました。 司会はいつも関西オープンソースでお世話になっている中野秀男先生で、すずきひろのぶさん、鵜飼さん、まつもとさんと一緒にお届けします。
日本のソフトウェア産業は恐ろしいほどの労働集約的産業であり、既に若い人たちの目には魅力ある産業として映ってはいません。インターネット上ではIT技術者というのは現代の女工哀史とまで呼ばれる始末ですが、それに反論できる力さえ既に失っています。日本のソフトウェア開発はこのままでは早晩、BRICsに追い抜かれてしまうでしょう。そんな状況の中、日本のソフトウェア技術者が生き残るために自ら何ができるのでしょうか。きっとその答えがFLOSSにはあると思います。
と、ウェブサイトにはいくらなんでも恐すぎる概要が書いてありますが、オープンソース・プログラマとして生計をたてている私自身の体験に即しながら、その気になれば手が届きそうな世界のお話ができればと考えています。 お楽しみに。