_ [OSS][Ruby][rubykaigi2008] 日本Ruby会議2008 2日め / Le RubyKaigi 2008 2me jour

いよいよ最終日です。 今日も受付付近でおもてなし係をしつつ、午前中は時間が許せばメインセッションの発表をいくつか聞いていました。

ごとけんさんの「さらに仕事に使うRuby」では、RedMineのような今風のアプリケーションの紹介と並んで、Hikiがお客様とのコミュニケーションツールとして有効に活用されている様子が紹介されていました。 発表の中でHiki（と私）を紹介してくださってありがとうございます。 実際、Hikiは「欲しい機能を、プラグインを書いて拡張する」というのが簡単にできますから、特にRubyistにとってはいろいろ便利に使えるWikiだと思いますので、どうぞご利用ください。:)

Laurent Sansonettiさんによる'The future of Ruby in Mac OS X'では、まずMac OS XにとってRubyが徐々に大切な存在になっていっていることをふりかえりながら、RubyCocoaの紹介がありました。 ただ、RubyCocoaでは、どうしてもRubyのオブジェクトとObjective-Cのオブジェクトの両方を持って、かつ相互に変換する分、メモリとスピードのロスがあるので、その問題を解決すべく、Objective-C上でネイティブに動くMacRubyプロジェクトが始まり、いずれはAppleScriptをMacRubyで置き換えたいという話がありました。 Laurentが言うように技術的に大変なものではなくても、AppleがRubyに対してすごく本気だという熱いプレゼンテーションでした。 私は当面Mac OS Xを使う予定はありませんが、会場にやたらといたMacユーザの興味をひいていたように感じました。

そういえば、Laurentのプレゼンの質疑応答は、英語を話す日本人質問者、Laurentの友人で日本語ができるフランス人、より技術的背景を理解できる日本人座長、そして英語で話すのは大変だと自ら言うLaurentが入り乱れてコミュニケーションを試みていました。 私も、次回参加するときは日仏の通訳をちょっとは手伝えたらいいなぁとは思いますが、果てしない道のりです。

さて午後は、多目的ホールの様子をながめにいったり、大ホールの外で須藤さんや助田さんや関さんやbabieさんと、フリーソフトウェアの話をしたりその他いろんな与太話をしたりしていました。 こういう時間を過ごすと、セッションももちろんいいけど人と直接会えるのがこういうイベントの最大の魅力だなぁとあらためて感じます。

終了後は、会場でRuby札幌からの差し入れ「肉チャー（肉の乗ったチャーハン）」をみんなで美味しくいただいたあと、つくばの飲み屋で打ち上げです。 まず初めは、恒例の？全員×全員総当たりの乾杯をして、恋とハックについてなど熱く語り合いました。

打ち上げの後は、秋葉原行きの終電で秋葉原に行って、近くのファミリーレストランで二次会です。 二次会でも動画をアップロードしつづけるRuby札幌とか、ノートパソコンを二台も広げる高橋さんとか、エネルギーありすぎ。 午前2時ころに、私はkitajさんと一緒にお先に失礼して、kitajさん邸に泊めていただきましたが、残ったみんなはいつまで二次会していたのかなぁ。。。

そんなわけで、怒涛の三日間はあっという間に終わりました。 前からの知人・友人や、かつての同僚の人たち、そして今回新しく知り合った人たちと、たくさんのお話ができて、本当に幸せな時間でした。 みなさん、またいつかどこかでお会いしましょう。 そして、それまでお互いにいいプログラムを書きましょう！

 

_ [rubykaigi2008] 空前のスカーフブーム！ / Le boom de écharpe vient!

今回のRubyKaigi 2008では、空前のスカーフブームが見られました。

まずは、初代スカーフ（かずひこ）と二代目スカーフ（すずきみほ）。

つづいて、三代目スカーフ（かくたに）。

さらに、四代目スカーフ（かんかん）。

この空前のブームを受けて、来年のRubyKaigiのノベルティはスカーフになるという噂です。 どうぞご期待ください！