先日、FSF (Free Software Foundation)からお手紙が届きました。 中を開けると、ニュースレターと一緒に、CD-ROMとUSBカードが入っていました。 CD-ROMもUSBカードも、どちらもBootable Linuxで、ディストリビューションは(当然のように)完全にフリーを標榜するgNewSenseです。
Linuxの標準カーネルに含まれているいくつかのドライバは、本当にフリーではないという理由でgNewSenseでは取り除かれているのですが、その一覧は http://svn.gnewsense.svnhopper.net/gnewsense/builder/trunk/firmware/ 以下のファイルを見るとわかるように、けっこうたくさんあります。
さっそく、USBカードを使って普段使っているX61sを起動してみると、予想通り無線LAN(Intel 4965 AGN)はファームウェアがプロプライエタリなため使えませんでしたが、その他は有線LAN、ディスプレイ、音声などなどすべて普通に動きました。 ファイルシステムの修復やパーティションの移動などに使えそうなので、このUSBカードは今後持ち歩こうと思います。
The bootable membership cards are (finally) here!によると、今FSFメンバーに登録すれば、もれなくこのUSBカードがもらえますので、ソフトウェアの自由を守ることに関心のある方はこの機会に是非どうぞ。 Yuseiが言っているように、円高の今、大変お求めやすくなっております!