今年も実行委員の一人としてRubyKaigi2009のお手伝いをすることができました。
今年の担当は「自由」で、何でもやりますという意味ではなく、文字通りFreedomが担当で、角谷さんから「自由コンシェルジュ」という何だかおおげさな愛称をもらいました。
喫茶「自由」のご案内にあるように、ジュンク堂書店RubyKaigi店では、書籍「フリーソフトウェアと自由な社会 —Richard M. Stallmanエッセイ集」の販売がありました。 これは、RubyKaigi2009の前日に、ジュンク堂書店池袋本店のコンピュータ書籍コーナーに担当の長田さんを表敬訪問して直接お願いして実現しました。 初日は3冊置いてあって、残念ながら1冊も売れなかったのですが、にもかかわらず2日目にはなぜかさらに3冊追加されてその日のうちに4冊売れて、3日目にもさらに2冊追加され、最終的に完売御礼となりました。 限られたスペースの中、平積みしてくださった長田さんに感謝です。 高橋さん曰く、「潜在的需要に比べると売れていない本」で、今ならまだ初版が買えます!
さて、会期中の役割は、去年と同じく、受付その他の場所で外国の方の対応をするのがメインでした。 一部のスタッフの名札には、イギリス国旗アイコンと"I speak English."という文字(通称:英語ホイホイ)をあらかじめ入れておいたのですが、外国の方が何かトラブルや相談があったときに、うまく機能していたようです。 また、日本語ができる外国の方(実はそれなりにいる)が、手書きで同様なメッセージを名札に書いていて、「これがあるとみんな話しかけてくれる」とおっしゃっていました。
また、一度だけ二つの場所で同時に英語発表が行われる時間帯があって、そこだけレオの代わりに質疑応答の通訳を担当しました。 フランス語っぽい英語だったと言われたりもしましたが、それはそれとして、いざ自分でやってみて、いかにレオの仕事が大変なものかよくわかりました。 でも大変なだけでなく、とても面白い体験だったので、ぜひ次の機会にもやってみたいと思います。
kitajさんが言っているように、私も「RubyKaigiを通じてかつてRubyに貰ったエンジニアとしての幸せの恩返し」をしたいと思って参加しました。 そして、実際にいろんな方々と久しぶりにお会いしてお話しをして、その想いをさらに強くしました。
RubyKaigi終了後に来てくださった方々を見送るとき、そして徹夜のスタッフ打ち上げの後に始発電車に向かう友人たちを見送るとき、次に会えるのはまた1年後なんだなぁと思うと、言いようのない寂しさがこみあげてきました。
また会える日まで、みなさんどうぞお元気で!
いろんな思い出を箇条書きで。