_ フランスの電話を日本で使う / J'utilise mon portable français au Japon.

去年フランスに戻るときにPHSは解約したので、さて今年の日本滞在中の電話はどうしようかといろいろ検討しました。 候補は、「空港でレンタルSIMを契約」「日本でPHSをまた契約してフランスに戻るときに解約」「日本で普通にSIMを契約してフランスに戻るときに停止か解約」「フランスの電話をそのまま使う」あたりで。

「空港でレンタルSIMを契約」は、ソフトバンクの3G SIMプランとか？　これだと、

初期費用 315円、1日あたり 105円、通話1分あたり 105円、データ通信1MBあたり 2621円

通話が案外高いというか、データ通信がありえなく高いというか。

「日本でPHSをまた契約してフランスに戻るときに解約」は、

初期費用 3150円、以下略

その初期費用はないわー。そもそも日本に居住していない人は契約できないんじゃないかという気もします。

「日本で普通にSIMを契約してフランスに戻るときに停止か解約」は、フランスだとプリペイド契約のSIMっていろんな会社で買えるけれど、日本ではどこの会社でどんな選択肢があるか、よく分かりませんでした。これも、日本に居住していない人は契約できないんじゃないかという気もします。

「フランスの電話をそのまま使う」は、今の契約がすごく安い契約（0€/月）で、一時間までの通話とSMS60回が込みという契約で、それだとフランス国外では使えないけれど、高い方の契約（16€/月）のフランス国内は通話し放題、SMS送り放題、データ通信は3GB超えたら速度制限という契約だとフランス国外でも使えて、日本で使う場合は

初期費用 0円、1日あたり 53円、通話1分あたり 34円、データ通信1MBあたり 100円

通話がフランス経由の割に案外安いし、データ通信も最小限の使用ならパケ死しなさそうな値段だし、これは悪くないね。フランスの番号のまま使えるので、フランスからの電話もそのまま受けられるし。

欠点は、電話を受けるときも1分あたり30円かかることと、日本の電話からかけてもらうときに、かけるひとがフランスあての海外電話の値段を負担することだけれど、あまりかかってくることもないだろうから（涙）、まあいいかな。

以上を検討して、フランスの電話の契約を0€/月→16€/月に変更した上で、フランスの電話をそのまま日本で使うことにしました。 日本の電話あての通話もフランスを経由するのでしゃべるときに時間差がありますが、それを除けば普通に使えていい感じです。 日本ではソフトバンクの回線を使っているっぽいので、ソフトバンクの電波が入るところでは使えそうです。

というわけで、私に電話をする時は、+33 の後に、

ruby -e "p 'ここに以前の私のPHSの番号を入れる'.gsub(/-/, '').to_i-6440441364"

で得られる番号を入れてかけてください。

[追記] SMSの受信は無料らしいけれど、日本の携帯からフランスの携帯の番号にSMSって送れるのかしら？