2013-05-21 [長年日記]

_ [Music][Conservatoire] コンセルヴァトワールのレッスン 23 / La 23ème leçon au conservatoire

前回のレッスンから一週間、23回目のレッスンです。

これまでは、休暇前に新しい曲をもらって休暇中に頑張って譜読みをする、というサイクルだったのですが、今回は先週もらったばかりの新しい曲でのレッスンなので、どうなるかなぁとドキドキしながらレッスン開始。

プロコフィエフ「子供のための音楽 op. 65」より「マーチ」

まずはプロコフィエフのマーチ、先週にゆっくりと片手ずつ練習するように言われたので、ほとんどずっと片手ずつ練習していたのですが、とりあえず両手で弾くことになりました。 そこら中でつっかえまくりではありましたが、難しそうなところは片手でも何度も繰り返して練習していたので、「音形はなんとなく指に馴染みつつはあるんですよ」という感じは伝わったようで、先生からは「よく頑張ったね」と言われました。ちょっと安心。

前打音の弾き方もいい感じと言われました。以前にやったベートーヴェンのソナチネの時とはちゃんと弾き方を変えて、「前」打してから主音と伴奏を同時に弾いていました。 真ん中らへんで、右手が半音階で下降しながら左手が半音階で上昇するところは、「そういうのを chromatique(半音階)と言うんだよ」と教えてくれながら、その進行を意識するように言われました。 あと、2-3拍目、4-1拍目でレガートのところは、手首が下→上へと抜く感じで弾くようにと。 来週に向けては、手首や肘を使って正確なフレージングで、ゆっくり片手ずつ練習するのと、2ページ目の臨時記号のあるあたりの譜読みがやや怪しいので、ちゃんと注意するように言われました。

ステファン・へラー「練習曲 op. 47-8」

続いて、ステファン・へラーの「練習曲 op. 47-8」。 これも、家ではほぼずっと片手ずつ練習していて、いきなり両手で弾いたのですが、こちらも同じく「よく頑張ったね」と。 右手の薬指の関節がまだときどき逆に曲がるのと、右手のレガートがときどき「音が重なりすぎる」のと、フレーズの冒頭で少し自然に手首を落としながら重みを出す感じで弾くのと、そのあたりを指摘されました。 来週に向けては、𝅘𝅥 = 120 で練習するように言われました。

レッスンのあとは、今週もコンセルヴァトワールのホールの「火曜コンサート」に行って、ミヨーのヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための組曲を聴いてから帰りました。


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