_ メールの時間と手紙の時間

日頃メーリングリストに流れてくるメールなどに対しては、数分で返事できそうなネタには速攻で返事をして、ちょっと考えないといけなさそうなネタは、時間ができたら返事しようと思いつつ結局そのまま放置というのがほとんどな気がします。 そして、そんなことじゃだめだよねぇと思って、自分専用のトラッキングシステムみたいなのを使ってはいますが、どんどん返事待ちがたまっていくばかりです。

そんな中、最近知り合った人で、例えて言うならばゆっくりと手紙をしたためてポストに投函してそれが配達されてくるような、何ともいえない不思議な間隔でメールの返事をくれる人がいます。 ちょっと前まではこういうテンポで手紙のやりとりをしていたんだなぁと思いながら、短いメールでもその人の人となりが伝わってくる、そんなメールを読んでいると、私が日頃書いているメールはいかにも脊髄反射で適当に書いたようなものだなぁと気づかされました。

時間の流れ方にもセンスの良さみたいなものがあって、せっかちな私はそんなセンスをもっと見習わなきゃと思ったのでした。