今回のリリースの個人的な目玉は、「るびまリリーススクリプトを書いた!」です。 これで、今度から校了したらすぐリリースできますし、リリース後の修正も素早く反映させることができます。
それはともかく、どうぞお楽しみください。
昨日紹介した記事がスラッシュドットジャパンで取り上げられていましたが、そのコメントの中でやっぱり「宗教?」とか「OSS原理主義」とかいう言葉がありました。
同じくコメントにもあったように、オープンソースはソフトウェア作りの手段の一つなわけですが、数ある手段の中からどの手段を選ぶかには、個人なり組織なりの意志や思想が反映されるのは当然のことです。 目的のためなら手段なんか選ばないというやり方もあるでしょうが、それはそれでそういう思想なわけで、私はそういうやり方はしたくないし、そういう組織では働きたくありません。 個人と組織で思想がずれている状態って、そんなに長持ちしませんから。
そりゃまあ、(少なくとも日本では)多くの企業にとって、多くのエンジニアにとって、ソフトウェアの自由なんかどうでもいいみたいだということは感じています。 たとえば、10月に行われたOSC 2007 Fallで、「Rubyで書こうよオープンソースソフトウェア」というプレゼンをしたのですが、オープンソースカンファレンスという名前のイベントであるにも関わらず、悲しくなるくらいのスルーっぷりでした。
でも、少ないながらもソフトウェアの自由が大切だと思っているエンジニアもちゃんといることも知っています。 Zopeマニア(というかコミッタ)のYuseiくんもそんなエンジニアの一人です。 って、彼は私の後ろの席で働いていたりしますが、とにかく、そういう人たちがもっと幸せになれたらいいなぁと思っています。
まあ前述のプレゼンについては、ある若いエンジニアの人が、かずひこさんのプレゼンがよかった、と書いてくれていたのでそれで十分です。 彼とは数回しか会ったことがないけれど、個人的に勝手に好感を持っている人なので、とても嬉しかったのでした。
会社で、たまにはみんないっしょに食事をしようということになって、会社近くのRestaurant le petit boulevardでみんなでランチを食べました。 日本語がちょっとできるCEOは、「ぼーねんかーい!」とはしゃいでいました。 そうか、いつの間にかもうそんな季節ですね。
そんなわけで、お昼からシャンパンを飲んだり白ワインを飲んだり美味しいフランス料理を食べたりで、とってもごきげんなランチでした。 これも幸せな「エンジニア」ライフの一環ということで。