なぜFLVは自由でないか?とか(不自由な)Flashを使ったサービスはあまり好きじゃないとか書いていましたが、ついにFlash(SWF, FLV, F4V)の仕様がオープンになりました。
http://www.adobe.com/openscreenproject/developers/
Today, we have lifted the licensing restriction on both the SWF and FLV/F4V specifications.
これは、従来の「プレーヤーを開発してはいけない」という制限がなくなったという話であって、Adobe Flash Playerがオープンソースになるという話ではありませんが、これによってGnashやSwfdecのような自由ソフトウェアのFlashプレーヤの開発が一層進むことになることが期待されます。
実を言うと、Adobe Flash Playerは、わが家のPCで比較的使われているほぼ唯一のプロプライエタリ・ソフトウェアですので、これをGnashやSwfdecで完全に置き換えることができれば本当に嬉しいし、ゆうなのx86_64 Linux環境でも安定してFlashを見ることができるようになるでしょう。 ただし、ファイルフォーマットの仕様がオープンになっても、音声や動画のコーデックのライセンスや特許の問題は残ったままですが。。。
ちなみに、GnashとSwfdecの開発者メーリングリストでの反応が、対照的だったのが面白かったので、リンクを載せておきます。