2008-10-26 [長年日記]

_ [Family][Travel] エッセン@ドイツ 1日目 / Le premier jour à Essen en Allemagne

先日の日仏うどんパーティーでゲームをしている時に、夫連中の一人Alexが、「今度、友人がエッセンのゲームショーに行くよ」と行っていたのを聞いて、へぇどれどれと日程を調べてみると、10月最後の木から日の4日間で、おぉそれなら行けるじゃないか!というわけで、ほとんど勢いだけでドイツ旅行が決まりました。 ゆうなも子供も人生初ドイツで、旅の前からみんなテンションあがりまくりです。 ここまでが前回まで(?)のあらすじ。

ICE最後尾の車窓からたぶんかなり新しいICE車両 リールからエッセンは近いと言えば近いのですが、電車の乗り継ぎがいまいちで、合計6時間くらいかかりました。 まずブリュッセルまでユーロスターで30分、乗り継ぎの1時間半の間に急いで街中に出てフリット(とケバブ)をゲット。 次に、フランクフルト行きのICEでケルンまで2時間15分、ここで席が偶然最後尾で、ありえないくらい見晴らしが良い幸運にめぐまれました。 そしてケルンで35分の乗り継ぎの後、RE(Regional Express = 快速?)で1時間でエッセンです。

ケルン駅構内の肉屋 さて、ドイツといえばソーセージ(←ステレオタイプ)です。 ふつうホットドッグみたいなのはパン屋がソーセージをはさむ感じですが、ここでは肉屋がついでにパンもつけるよ!みたいな感じ。 まずはケルンの駅の中のお店で、「ぷりっ」としてそうなソーセージを選んでパンにはさんでもらいました。 おいしそう!とわくわくしながらかぶりつくと、本当に「ぷりっ」と表現するしかないような心地よい音をたてて、もうゆうなも(が)大興奮でした。

分不相応に立派なホテルの部屋 ホテルは、今回はじめて来る街だったのと、ゲームショーのためにホテルがうまりまくりだったため、駅前のMövenpick Hotel Essenという★★★★ホテル(←ゆうなっぽい表記)に泊まりました。 本当に高かったのですが、部屋もお風呂もすごく広々していて、フロントのサービスから朝食のクオリティから何から何まで分不相応に素晴らしく、とても充実した滞在ができました。

レストランPfefferkornの入口 レストランPfefferkornの天井の装飾 夕食は、せっかくなので土地のものを食べたいと思って、ホテルにもいいレストランがあったにもかかわらず、フロントで「何かこの土地の料理が楽しめるレストランを教えて」とお願いしたら、歩いて5分ほどのPfefferkorn(←発音できない)を紹介してくださいました。 ここでもまた肉々しいお料理を楽しんでいると、偶然お隣のテーブルに、ドイツに日本発のゲームを売り込もうとするグループJapon Brandの方々がいらっしゃいました。 せっかくなので、お店を出る前に「明日ブースに遊びに行きます」と挨拶してから帰りました。

ビー玉が落ちる様子をながめる子供 ところで、肝心のゲームショーですが、17時に会場に着いて、会場が閉まる19時前までいたのですが、広い会場を明日のために下見するのに精一杯で、写真もほとんどないのですが、この写真はcuboroという穴の開いた積み木を上手に組んで、ビー玉を転がすおもちゃです。 詳しくは、あとで明日の分の日記を書くのでそっちをどうぞ。

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_ [Family][Travel] エッセン@ドイツ 2日目 / Le deuxième jour à Essen en Allemagne

今日から冬時間で、時計が1時間巻戻りました。 なので、いつもより1時間長く寝られるはずなのですが、単にいつもどおりに目覚めて早起きしてしまいました。

たっぷりゆっくりの朝食を取った後、9時頃にホテルを出て、しばらく街の中心部を散策しました。 なんか、日曜なのに開いている店が多くてびっくり。 これが国民性の違いっていうやつ?とか思いながら、ぶらぶらメトロ一駅分歩いて、そこからいよいよ会場に向かいます。

ケルトパワーボートミイラの呪い

もうね、会場のあちらこちらでみんなゲームをしまくっているんです。 ケルトとか、パワーボートとか、ミイラの呪いとか、今年のゲームはたくさんの数が用意してあって、みんなこぞって遊んでいました。

早指しチェスカルカソンヌテーベの東 HABAのおつかいゲーム

一方で、一人持ち時間1分?の超早指しチェスをやっている人がいたり、カルカソンヌの国際大会があったり、テーベの東をやっていたり、子供はHABAのおつかいゲームに夢中になっていたり。

Japon Brandのブースに向かう途中で、ヴァイスさんとおっしゃる日本の方と知り合って、ゆうなはけっこうアブストラクトっぽいのが好きなんですというと、じゃあぜひロボトリーをやってみてと言われて、ヤポンブランドのブースでルールを教えてもらいながら、ゆうなと一緒にやってみました。 序盤どんな感じに進めるのがいいのか迷いながら、途中からだんだんコツがつかめてきて、最後はお互いにミスをしながらぎりぎり私が勝ちました。

中古のゲームも新品のゲームもそこら中で売っていましたが、そんな中で今回私たちが買ったのは、以下の六つです。

せっかくのゲームショーなんだから、そんな評価の決まったのじゃなくて、もっと新しいのを買ってチャレンジすれば?という気もしないではありませんが、新しいのはそのうちフランスで買えるはずなので、いままで近くで見つけられなかったものを中心に買ってみました。

ちなみに、こんなに買って大丈夫かなぁと心配になってゆうなに聞いてみたところ、「いいんちゃう? 言うても車より安いんやし。」という心強すぎるにもほどがあるお返事。かっこいい。

いやぁ、とても楽しい2日間でした。 来年も行けたらいいなぁ。

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本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
_ nov (2008-10-29 07:51)

七つある気が :)。 <br>次回お帰りの際は、どれか持ってきてください。 <br>

_ かずひこ (2008-10-29 15:35)

あ、ほんとだ。:) <br>プログラマってこういうゲームにはまれる人が多そうですよね。

_ 紺碧 (2008-10-29 17:33)

初めまして、gioco del mondoから来ました~。 <br>Essen行かれたのですね、うらやましぃー。 <br>そうなんですよね、ヨーロッパって地理的に近くても、電車を乗り継ぐとものすごい遠回りさせられたりするんですよね。 <br>ICEは、うちの子たちも大ファンです。 <br> <br>ちなみに、cuboroはウチにあったりします(汗)。 <br>いいですよ~…つーか、これ、子どもをダシにして買おうとしたら夫にダメ出しされ、がっくりしてたら、わたしのがっくりぶりがかわいそうになったらしく、夫がわたしにプレゼントしてくれました(笑)。 <br>ビー玉転がすセットは他にも色々あるのですが、cuboroは見えないところも走るというのがいいなと思ったのです。 <br>遊び始めると、子どもはもちろんのこと(結局子どもも遊んでるのですが)わたしも何時間でも遊んでしまいます。 <br> <br>…でも、高いですよね(笑)。 <br>ホンット高い…

_ かずひこ (2008-10-30 07:57)

> 紺碧さん <br>はじめまして。いいなぁ、cuboroお持ちですか! <br>ゆうなによると、案外うまく作るのは難しかったそうで、はたしてこの楽しさを子供は分かってくれるのかしらと気にはなりますが、うっとりする美しさなので、やっぱり欲しくなるんですよね。 <br>幸い(?)私たちが住んでいる近くでは売っていなさそうなので、ゆっくり悩むことにします。:)

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