一昨日に「明日退院の予定」と書きましたが、結局検査の結果が出るのに時間がかかって、昨日は結局退院できず、今日の午後3時ころにやっと退院できました。 今日はすっかり熱も下がり、元気にスキップしていました。
心配していた癲癇の可能性はひとまずなさそうでしたが、痙攣を起こしにくくする薬を今後数ヶ月服用することになったのと、もし5分以上痙攣がつづいたときのための薬を常に携行することになりました。 これまでの痙攣はいずれも数十秒で終わったので、そんなことにはならないだろうと思いたいところですが、万一の場合にはこうやって薬を投与するという説明をゆうなと二人で必死で(フランス語で)聞きました。
今回の入院では、初日にMihoさんAlex夫妻に遅くまで付き合ってもらい、また昨日はSaeriが夕方また付き合ってくれたおかげで、言葉の面での心配がずいぶん軽減されて、本当に感謝しています。
こうやって何かトラブルがあるたびに、語学の重要性を再認識するわけですが、子供がたびたび病院のお世話になるのも、ひょっとしたら、いつまでたってもまじめに語学を習得しない親に喝を入れる、という神の見えざる手なのかも知れません。
4泊5日の入院で、私もゆうなも心身ともに疲れましたが、それよりも毎晩一人で病院で寝てくれた子供が一番頑張ったと思います。 4ヶ月前の入院の時は、毎晩私かゆうなのどちらかは泊り込みでしたし、子供もお医者さんを見るとすぐ泣いたりしていたのですが、今回はお医者さんにも看護士さんにも「Il est sage!(この子は大人しいね!)」と言われていたので、格段の進歩です。
それはそれとして、今回子供が入院したNeuropédiatrie(神経小児科)の遊び部屋のゲームの品揃えがかなりナイスでした。 ジグソーパズルやレゴのような普通に子供向けのものだけでなく、数字を組み合わせるRummikub(ラミィキューブ)、探偵ゲームのCluedo(クルード)、カードゲームの6nimmt!(ニムト)やHalli Galli(ハリガリ)、二人用アブストラクトゲームのQUARTO!(クアルト!)やGobblet(ゴブレット)など、本当に盛りだくさん。 おかげで、いろんな心配事から気を紛らすだけでなく、自分の持っていないゲームの下見にもなりました。
とりあえず、ゆうなは6nimmt!が気に入ったみたいです。 大人数で予想外のことが起きるプレイが本来の楽しさな気もしますが、1〜24までの数字だけを使っての二人対戦も、それはそれで読み合いの連続で盛り上がりました。 もちろん、大人が勝手に盛り上がっていただけでなく、子供も隣部屋に入院している女の子と一緒に遊んでいました。