歩いて国境を渡るというのは1年半前に体験したのですが、今度は車で国境越えを経験すべく、リールから約30km離れたベルギーの街Tournai(トゥルネー)に行ってきました。
高速道路(無料)を13kmほど走ると、急に制限時速が70kmとか50kmと下がってきて、その先に、「昔はここに検問所があったんだろうなぁ」という感じの広い場所を通りすぎて、そのままベルギーに入りました。
このTournaiという街は、ベルギー最古の街だそうで、これまでに、フランス、イギリス、スペイン、オランダ、再びフランス、そしてオーストリア、またフランス、オランダの領地となり、1830年のベルギー建国とともにベルギーの都市になったそうです。
街の中心部には鐘楼(Beffroi)とノートルダム大聖堂の二つの世界遺産が隣り合ってそびえたっていますが、この二つ以外にも街のいたるところに古そうな建物があり、とても綺麗な街でした。
昼食には、Brasserie le Beffroiというブラッスリーにたまたま入ったのですが、アールヌーヴォーの装飾が美しく、しかも料理も美味しく、ラッキーでした。 他にも、適当にそのへんのお店で買ったアイスクリームやワッフルも美味しく、お腹も大満足の旅でした。
うちから30分くらいで行けるし、(オランダ語ではなく)フランス語の通じる街なので、またいつか再訪しようと思います。
さて、Tournaiに着いて車を停めて、歩き始めてすぐに目に入ったのはChantelivreという名前のおもちゃ屋さんです。 ショーウィンドウにある「木のおもちゃのスペシャリスト:Haba、Selecta」という文字を見て、これはチェックせねば! とゆうなともども興奮しつつ店内に入りました。
すると、木のおもちゃだけでなく、いい感じのチョイスの書籍が置いてあったり、子供向けだけでなく大人向けのボードゲームやカードゲームも置いてあったりしました。
そして、ゆうなはイラストたくさんのフランス語作文の本を買い、私はフランスで今まで見つけられなかったColorettoというカードゲームを買い、あとは子供向けにHabaのお守りというか「交通安全の反射板」を買いました。
この天使のお守りは、天使の服のところと、雲の形をした留め具の部分が光を反射するようになっています。 Habaって、子供向けのおもちゃとか、子供から大人まで遊べる楽しいゲームとかのイメージが強いのですが、こういうのも作っていたんですね。 他にも、象とか熊とかペガサスとか星とかいろんなデザインのがありました。