今夜は、会社近くのSacre Coeur教会で「ノール在住日本人音楽家による日本支援コンサート」がありました。 その冒頭に、フランス人と日本人の子供たちによる合唱という演目があって、子供Hもその一員として歌ったのですが、それはもちろん子供Hが「ノール在住日本人音楽家」という意味では全く無く、私がときどきピアノ連弾をしてもらっている「ノール在住日本人音楽家」のMisaoさん(ピアノ・オルガン)が合唱の指揮をしている、という事情なのでした。
その後、Aikoさん(マリンバ・パーカッション)と、Sachieさん(ソプラノ)も登場し、 マリンバ+オルガン、ソプラノ+オルガン、オルガンソロ、パーカッションソロ、マリンバ+ソプラノ、と多彩な組み合わせでいろんな曲が演奏されました。
そのうちの一つ、Aikoさんの自作自演のパーカッションソロは、YouTubeにアップロードされていますので、ぜひお聴きください。 映像はしょぼい(しかも冒頭の1分は映像が無い)のですが、音声は素人録音にしては悪くないんじゃないかなと思います。
会場となった教会は本当に満員で、多くのフランスの方々が今回の日本の大災害に心を寄せてくださっていることをあらためて感じ、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ちなみに私は、オルガンソロの際のストップ操作助手をさせてもらったおかげで、前日のリハーサルのときに教会の本物のオルガンを少し弾くことができました。 もちろん、人生初体験です。 J. S. バッハのオルガン小曲集の「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」(BWV 622)の冒頭を弾いて、それが自分の眼前から教会中に音が鳴り響いて、もうそれだけで大興奮でした。