2012-02-18 [長年日記]

_ [Music] コンセルヴァトワールの学校開放の日 / Portes ouvertes au conservatoire

今日はリールのコンセルヴァトワール(音楽学校)の学校開放の日で、私も子供Hも数日前からそわそわして気持ちが高まりすぎて、結局二人揃って金曜の夜から熱を出してしまってダウン。。。なので、とりあえず午前はゆうなと子供Aに行ってもらって、私と子供Hはひたすら寝て体力回復をめざしました。 するとその甲斐あってか、午後にはちょっと元気になったので遅ればせながら行ってきました。

はじめに行ったのはチェンバロの紹介の部屋で、アメリカ人の生徒さんがフランスの二段チェンバロとイタリアの一段チェンバロでいろんな曲を弾いてくれました。 ひととおり終わったあとで、参加者も楽器に触らせてもらえたので、私もスカルラッティのソナタを弾いたり、バッハのインヴェンションを弾いたりしました。 奥までちゃんと押しこむような弾き方をしないと音が出なかったりするのに苦労しながらも、こういう曲をチェンバロで弾くのもいいものだなと思いました。

その後はホールに移動して、ベートーヴェンの告別ソナタとか、弦楽四重奏とか、ピアソラの合奏とかを聞いたり、オルガンのある部屋でオルガンの生徒たちの演奏を聞いたりして楽しみました。

さて、コンセルヴァトワールの建物の中で、いろんな年齢層の学生たちを見かけたのですが、マナーの良さそうな学生がすごく多くて驚きました。 日頃地下鉄とかトラムとかで散々ひどいマナーの学生を見ているので、こんな学生たちもちゃんといるんだね! っていう感じ。 でもちゃんと、みんな「音楽オタク」っぷりがにじみ出ていて頼もしいかぎりでした。


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