今日は、フランス大統領選の決選投票の日でした。
5年前、サルコジ氏が大統領になったとき、私はフランスに来た直後のことで、まだ何のことやらよくわかっていなかったのですが、今回は違います。 選挙戦の序盤から、各候補者の意見を読んだり、演説を聞いたり、討論を聞いたりして、強い興味を持って見守って来ました。 そして、決選投票に向けてますます右傾化して排他的になるサルコジ氏に対し、フランスの団結を、そして平等を強く訴えるオランド氏の勝利を強く願っていました。
(日本語で読める今回のフランス大統領選に関する情報は、例えば「村野瀬玲奈の秘書課広報室」の一連の記事が面白いと思います)。
そして、今日、オランド氏がフランスの新しい大統領になりました。フランスに住む、一人の外国人として、一人の移民として、そして一人のヒューマニストとして、心から喜んでいます。
全体ではオランド氏の得票率は51.6%ですが、私たちが住んでいるLilleでは、オランド氏の得票率は62.4%でした。あらためて、いい街に住んでいることを実感します。
そんなわけで、もうすぐ誕生日を迎える私にとって、最高のプレゼントをもらった気分です。いま住んでいるこの国が、より一層好きになりました。すべてのフランス人に感謝の気持ちをおくります。
ちなみに、ふつうのプレゼントはほしい物リスト@amazon.co.jp、Envies Cadeaux@amazon.frをご覧くださると幸いです。:) ただし日本の方は配送先を実家にしているので、おそらく7月まで私が手にすることができないのをご了承ください。