去年は家を買った直後でばたばたしていたので行かなかったから、2年ぶりのエッセンです。 子供たちの学校の秋休みと残念ながら重ならなかったので、土日だけの一泊二日の小旅行になりました。 今年は、夫婦そろってドイツ語ができるYumiさんご家族と一緒に、合宿気分で行ってきました。
泊まったのは、例によって駅前のMövenpick Hotel Essen。 少し早めに予約したからか、キング・ベッドのデラックス・ルームに102.60€で泊まれました。
最近は、大人だけでゲームをする余裕がなかなかないので、今年のエッセンでは子供が遊べる、または子供と遊べるゲームを中心に買ってきました。
まずは、入ってすぐにブースのある、cuboro。今年も子供たちがはまりまくっていました。 二年前に買った子供向けのcugolinoがあるので、今年はベーシックなcuboroのセットの小さい方、cuboro basisを買いました。 日曜にもcuboroのブースで遊んでいると、作者のMatthias Etterさんとお話しながら、metro six packの旧バージョンを48€のところを10€で買って、さらに20€くらいする問題集みたいな本cuboro 1を買おうとすると、Matthiasさんが「日本語版の方がいいんじゃない? でもここには無いかも」とおっしゃるので、「フランス語版ならありますか?」と尋ねたら探してくださって、「見本しか無かったので、あげるよ!」とまさかの展開でいただきました。 その後さらに、Matthiasさんが、学校などでcuboroを教材にしていろんな考え方を学ぶcuboro creative thinkingという本を紹介してくださって、その話をうかがっていたら、「君は教育者かね?」と聞かれ、「いえ、違います」と言ったのですが、「まあ、でも君はこれを使って他の子供たちにも教えてあげられそうだ」とおっしゃって、再びまさかの展開でこの本もいただきました。 子供たちも、帰り際にMatthiasさんにビー玉をいくつかいただいて大喜び。 毎年cuboroで遊ぶ子供たちを微笑ましく見つめているMatthiasさん、また来年もcuboroのブースでお会いできるのが楽しみです。
次に買ったのは、Adlung-Spieleの、Höchste Eisenbahn(一番高い鉄道)という電車の絵のカードゲーム。 電車のカードを引きながら、トランプのスピードのように、車両の形や車両のアクセントの色や、車両の車輪の数が一致するカードを集めていくゲームですが、実際に大人がガチでプレイしているところは、かなり殺気立っていました。
その次は、White Goblin GamesのFace 2 Faceというゲーム。 動物の絵の神経衰弱なのですが、顔の輪郭と顔のまんなかの二つに分かれていて、うまくあったら取れるし、うまくいかなくても虎の輪郭とシマウマの顔で「とらうま!」とか、失敗した絵と名前で子供たち大興奮! というゲームです。
そして、ヤポン・ブランドのブースの斜め向かいでたまたま見かけた、rekubusのブースで、ゆうなが興奮したTOP-SPEEDYと、子供Hが興奮した3D Puzzleの二つ。 TOP-SPEEDYは、一番上に金属片のついたコマを、磁石でくっつかないぎりぎりで誘導しながら動かすおもちゃ。 3D Puzzleは、組み木細工みたいな立方体だけれど、1から9までの数字が書いてあるので、どの面も1から9まで順番に並ぶように組むには頭を使うパズルです。 子供Hは、見本をちょっと分解しては中の構造を手元のピースで再現しようとしていて、ブースの方も6歳でよく頑張っているねとおっしゃっていました。
あとは、子供の足し算のいいトレーニングになるかも?と、カードゲームのピッグ10を買ったり、最近国旗とか国とかに興味を持ち始めた子供たちが気に入るかも?と、1989年のドイツ年間ゲーム大賞であるカフェインターナショナルを中古で買ったりしました。
20時半に帰宅したのに、今から遊ぶ!と言う子供たちを寝かせるのに一苦労しましたが、明日からも大変そうです。