最近、ゆうなが毎日フルートを練習するようになりました。 子供が毎日ピアノを自発的に練習しているからその影響かと思いきや、フルートの練習をするとお腹がひきしまるとかなんとか。 まあ動機は何であれ、家でフルートの音が聴こえてくるのはいいものです。 そこで、せっかくだから何か一緒に練習して、次回のうちでの音楽会で何かやろうよと、曲選びをすることにしました。
私としては、最初からフルート(とピアノ)のために作曲された曲をやりたいのですが、それがあまりないのが痛い。 全然無いわけではないけれど、ヴァイオリンのレパートリーに比べるとかなり寂しくて、大雑把に言うとバロックかフランス近代がほとんど。 例えば、フルートとピアノ向けの曲集として定番の「フルート名曲31選」を見ても、大半が編曲ものです。
というわけで、J. S. バッハのシチリアーノとして有名な、BWV 1031のソナタの第二楽章をやってみることにしました。 「それフルートとピアノの曲とちゃう、フラウト・トラヴェルソとチェンバロの曲や!」という気もしますが、まあそれは許容範囲かなと。 個人的にトラヴェルソの音はすごく好きだし、さらに言うとチェンバロではなくクラヴィコードが欲しかったりしますが、そこはぐっと我慢。
いつか二人ともスーパーレベルアップして、プーランクのフルート・ソナタとかできる日がくるのでしょうか(←無理)。