2012-12-22 [長年日記]

_ [Family] 子供Hのガールフレンド... / La copine de mon fils H...

2ヶ月ほど前に、子供Hが寝室の壁にクラスメイトの女の子の名前を落書きするという事件が発生。 しかも「2012年10月24日、記す」とフランス語で書いてあったり。 それまでにあまり聞いたことのない名前だったので話を聞いてみると、学校で彼女から(そのへんに咲いてあった小さい)花をもらったのがとても嬉しかったらしく、以来、彼女のことが気になっているそうな。

さてそんな落書き事件のことをすっかり忘れた頃に、ある日ゆうなが学校にお迎えに行くと、彼女のお母さんから「今度の土曜に遊びに来ない?」と誘われて、ゆうなは興奮のあまり急いで私に電話をかけてきたり。

昔のプロヴァンスのクリスマスのミニチュア展示

というわけで、家族そろって彼女のおうちに遊びに行ってきました。 しかも彼女の妹は子供Aの同級生なので、子供たちみんなで一緒に遊んで楽しそう。 しばらく子供たち同士で遊んだあとで、彼女のお母さんの提案で、リールのノートルダム教会でやっている展覧会を見に行きました。 この展覧会は、昔のプロヴァンスのクリスマスの様子のミニチュアの展示で、とても精巧に出来ていて大人も楽しめたし、子供たちも興味深そうに見ていました。

その後、私たちはコンセルヴァトワールで生徒たちによる弦楽四重奏の演奏会(なんと総勢22組、88人が演奏!)を聴きに行く予定だったので、彼女も誘って一緒に行きました。 彼女もヴァイオリンを習っているので、いつか子供Hと一緒に演奏できるといいなぁ。

それにしても、仲のいい小さなカップルは見ていて微笑ましい。 子供Hが一人遅れて歩いていたら彼女がすぐに見つけて横にやってきたり、カフェに行ったら一つのメニューを二人でいっしょに覗きこんだり、小さな恋のメロディって感じでした。


トップ «前の日記(2012-12-18) 最新