前回のレッスンから一週間が経ち、生徒の演奏会が無事に終わって、今日は8回目のレッスン。 冬休み前、最後のレッスンです。
今日のレッスンでは、これまで見てもらう時間がなかった、バルトーク「子供のために」の1巻の31番をやるはずだったのだけれど、先日から弾き始めたスカルラッティ K. 32の楽譜が先生の目に止まって、だったらこれを弾いてみてよ、ということでレッスンがスタート。
一度子供Hがたどたどしく最後まで弾いたところで、先生が初見で弾いてくれました。 「この曲はもうちょっと速い方がいいかな?」と言いながら先生が弾くスカルラッティは、それは美しく、子供Hもドキドキしながら横で聴いていたみたい。 左手の和音はあまりポジションは変わっていないので、うろうろせずに弾くようにというのと、何度も出てくるタタターンのリズムに気をつけるように、そしてフレーズを意識したアーティキュレーションでそれにあわせて手首を使うようにと言われました。 そして、きれいなアリアだよね、これやろうよ、というわけで、まずはこれをやることに。
今日は、選曲の役に立つかなと、入試の課題曲集でもあった "De Bach à nos jours"(バッハから今日まで)という曲集を持ってきていたので、それを見ながら冬休みの宿題はこれにしようと、モーツァルトのValse Favorite。今まで弾いた中では一番長い曲かも。 さらにページをめくりつつ、これもやろうと、プロコフィエフのHistoriette。
このあたりですでに、次の「歌とリズム」の授業が始まる時刻になったけれど、ここからさらにツェルニーの第1課程練習曲の16番。 16分音符の連続をうまく弾けるように、フレーズごとに息をするように腕を動かすとか、そういう話だったっけ?
冬休みあけには、評価の一貫として他の先生の前で弾く機会があるそうです。そして、次回の演奏会は4月から5月頃と。どちらも楽しみです。
最後に、ゆうな入魂のクリスマスカードを先生に渡して、冬休み前のレッスンはおしまい。結局、「歌とリズム」の授業には15分も遅刻。
それにしても冬休みに弾いておく宿題が多いけれど大丈夫かなぁと心配していましたが、家に帰って夕食を食べたら、さっそくプロコフィエフの譜読みを始めていました。