2013-01-18 [長年日記]

_ [France][Family] ゆうな、フランスでの労働許可ゲット / Yuna a obtenu l'autorisation de traveiller en France.

5回目の更新となる去年の滞在許可証の更新では、私もゆうなも従来の一年有効の滞在許可証から十年有効の滞在許可証への変更を申請しました。 申請中はrécépisséとよばれる「(申請の)受領証」をもらい、例年はその受領証の有効期間内(3ヶ月)にちゃんと滞在許可証が発行されていたのですが、今回は滞在許可の変更のためか受領証の有効期間内に滞在許可証が発行されなかったので昨年に受領証を更新して、しかもそれも期限切れが近づいて、今日さらに更新の手続きに県庁に行ってきました。

まずは受付で、ダメもとで「新しい滞在許可証はもうできていますか?」と聞いたら、やはり「発行中です」とのお返事。 その後、受領証更新の窓口に行って、「妻が今もっている滞在許可証は労働許可がないけれど、十年有効の滞在許可証(労働許可あり)を申請中なので、労働許可のある受領証になりませんか?」と聞いたところ、「すでに決定がなされているので、今日から働けます」とのお返事でした。 喜びのあまり、うっかり普段のノリで「おお、それはご親切ありがとうございます!」と言ってしまったら、「いえ、これは親切ではなく決定です」と言われて、ちょっと恥ずかしい。

十年有効の滞在許可証への切り替えは、いろいろ条件があったり拒否されたりという話を聞くのでうまくいくか心配していたのですが、まだ最終的に滞在許可証は手にしていないとはいえ、これでおそらくは無事に二人とも発行されるはずで、一安心です。

フランスの移民政策はころころ変わるので将来のことは確実ではありませんが、この十年有効の滞在許可証は「実質的な永住権」と言われているもので、一部の職業や参政権などを除けば、フランス人と制度上の違いがほぼ無しに暮らすことができます。 うちの場合、まだ日本で生まれた子供Hだけに制度上の不利益が残るのですが、私たちの滞在許可の変更で何かを改善できるのかどうか、今後調べていこうと思います。

あらためて、いろんな方々とのご縁で今日も素敵な一日を送れているとこに感謝しています。


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