俗にGitHubクローンと呼ばれるものの一つのGitLab。 前から興味はあったものの、Gitoliteが要るのが何となく面倒くさくて手を出さないでいたのですが、GitLab Without Gitoliteという記事で、3月22日にリリース予定のGitLab 5.0だとGitoliteが不要になると知って、それなら楽そう!と、さっそく試してみることにしました。
とは言っても、まだ5.0用のブランチもできていない状態なので、今日時点の最新版のインストールガイドと、上記のブログ記事にリンクのある4.2から5.0への移行ガイドの二つを見比べながら、やってみました。
特にこれといって書くことがないくらいあっさりインストールできました。 手元ではnginxでなくてapacheがすでに動いているので、それに合わせて config/unicorn.rb でTCPポートをlistenするようにしたくらいで、apache用のvirtual hostの設定はgitlab-recipesにあるひな形を適当に編集しておしまい。
「Gitレポジトリ管理の「GitLab 4.1」がリリース、パブリックモードを導入」という記事のパブリックモードってどういうのかしら?と思ったら、https://dev.gitlab.org/publicみたいに、単に誰でもクローンできますよというだけで、コミットを眺めたり、マージリクエストを眺めたりはできないのね。 あと、各プロジェクトごとのユーザ権限も、Guestだとコードやコミットを眺められないのはちょっと意外だったけれど、Guestはコードにアクセスしない人で、コードにアクセスしたい人はReporterにする、という住み分けみたい。
GitLabをPoorman's GitHub Enterpriseと言っているスライドをみかけましたが、そうじゃなくてソフトウェアの自由を大切にする人たちにとっての選択肢として、いいんじゃないでしょうか。
ちょうど、ゆうなが友人とやっているデザイングループのホームページ作りを手伝うために、個人的なgitレポジトリが欲しかったので、さっそく使ってみることにします。 ついでに、いい機会なので、ゆうなにもちゃんとgitを覚えてもらおう。ふふふ。