11月11日は、96年前に第一次世界大戦の休戦協定が連合国とドイツ帝国の間で締結された記念日です。 リールでは毎年、Rihour広場の「死のモニュメント」と呼ばれる戦没者のための碑の前で、終戦記念日の式典が行われています。
少し前に、子供Hも学校で第一次世界大戦のことを勉強して、先生から時間があればこの日にモニュメントのところに行ってみるように言われていました。 そして、別の学校に通う子供たちの友人たちがその式典で国歌斉唱で参加すると聞いていたので、その式典の時間にあわせて、家族みんなでRihour広場に行ってきました。
すると子供Hの先生もいて、国歌斉唱は子供Hの学校も参加していて、子供Hも次の学年になったら歌えるんだよ、と言っていました。 念の為に言うと、この国歌斉唱への参加はもちろん義務ではありません。
子供たちは、式典の内容よりも軍楽隊によるファンファーレや国家の演奏に興味津々な様子でしたが、こういう機会を通じて戦争とか歴史とかのことを少しずつ考えるようになるのかしら。