前回のレッスンから一週間、61回目のレッスンです。
まずは、バッハの小プレリュード BWV 938から。 一通り弾いて、左手のモルデントがよくなったけれど、やっぱり途中で加速していると言われました。 そして、姿勢についても、少しピアノに近すぎることと、左手の指がときどきつぶれているので手首を下げすぎずに、鍵盤をつかむつもりで弾くように指摘されました。
じゃあ、もう一度、今度はもう少し速く弾いてみようと言われて弾いたら、モルデントを速く弾こうとしすぎて難しくしているので、そんなに速くなくていいと言われ、また、びびらずにもうちょっと強く弾くように言われました。
また、手がまだ小さいので弾きにくいのは仕方ないけれど、それでも指の腹を引きよせるに弾く感覚は忘れないように言われました。
続いて、ベートーヴェンのバガテル Op 119-1を弾きました。 悪くないね、右手がちゃんとできていたね、と言われました。でも左手はまだちょっと雑だったし、子供Hも不本意なできだったとは思うけれど、随分長くやってきたので、ひとまず「置いておこう」となりました。
最後に、ツェルニーのエチュード Op 599-69を弾きましたが、今週もつっかえまくりで、先生に「一体何がそんなにややこしいの?」と聞かれ、子供Hが「16分音符のところが…」と答えたら、「えっ何で?」と言われたり。 とにかく、手の位置をちゃんと気をつけてもう一度、特に左手の音階を一音ずつはっきり弾くように言われました。
新しい課題曲は、ショパンのイ短調ワルツ(遺作)になりました。 この曲は、先月の先生のクラスの発表会で第二課程の一年生の女の子が弾いていた曲で、もうこの曲を弾くの? と少し驚きましたが、子供Hにとっては先輩の素敵な演奏を聴いた直後なので、さらにやる気が出てくれたらいいな。