2009-12-05 [長年日記]

_ [Ruby] 札幌RubyKaigi02 / Sapporo RubyKaigi 02

今日は、実はこれにあわせて来日しようかと一瞬考えたりもした、札幌RubyKaigi02でした。 前日に手作り餃子を食べ過ぎた胃痛のおかげで、たまたま朝6時前に目が覚めたので、Ruby札幌: liveの中継でLightning Talksからリアルタイムで観ることができました。

録画で観た、フリーソフトウェア開発がライフワークの須藤さんの「レシピに書かれていないこと」は、皆さんご承知の「コードを書かないと須藤さんに怒られる」という伝説に加えて、「コードを書いてもきれいじゃないと須藤さんに怒られる」という伝説を生むに十分な、それはそれは怖いプレゼンテーションでした(←褒め言葉)。

同じく録画で観た、田中哲さんの「Ruby における 2038年問題の解決」は、Timeのような基本的なクラスにもさまざまな実装のデザインの課題がある様子が生々しく語られていて、とても面白かった。 「日本への夏時間導入には是非反対しましょう」というのが、当日の参加者には強く通じたことでしょう。 でも、こちらフランスではとっくに夏時間導入済みなので、夏時間問題からは逃げられません。 たとえば、日頃通っているテストが、夏時間の切り替えの頃にだけ落ちてバグ発見とか。

あと、hsbtさんの「tDiary annual report 2009」も観たかったのですが、Ustreamのアーカイブになかったのですが、hsbtさんが公開準備していらっしゃるようなので、それを楽しみにしています。 今のところ、スライドをhsbtさんの日記で観ただけですが、 以前に私がRubyist Magazineに書いた記事「Rubyistにできること」を取り上げてくださったみたいでありがとうございます。角谷さんも、この記事を別の地方RubyKaigiで取り上げてくださってありがとうございます。

それから、当日の会場に喫茶「自由」札幌支店があったそうで、どなたのおかげか存じませんが、こちらもありがとうございます。

プレゼンテーションの内容もさることながら、会場がとてもすばらしい雰囲気であったことが、中継でも十分に感じられました。 もし当日に日本にいてたら、日本のどこにいようが絶対に行っていたと思うので、リアル参加できずに本当に残念でした。

そういえば、Lightning Talksのタイムキーパーが、ドラ娘ならぬベル巫女だったそうですが、巫女ってそんなゴージャスな服装だったっけ? と思ってja.wikipedia:巫女を見てみると、けっこういろいろみたい。 4年前のLightweight Language Day and Nightのプレゼンで使ったゆうなが巫女の写真を発見したので、参考までに載せておきます。

ゆうな巫女

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