2013-04-09 [長年日記]

_ [Music][Conservatoire] コンセルヴァトワールのレッスン 19 / La 19ème leçon au conservatoire

前回のレッスンから一週間、19回目のレッスンは、春のヴァカンス前最後のレッスンです。

まずはハチャトゥリアンのスケルツォから。 右手が"𝅘𝅥𝅘𝅥𝅮 𝅘𝅥. 𝅘𝅥𝅘𝅥𝅮 𝅘𝅥."で、左手が"𝄾𝅘𝅥𝅮𝅘𝅥𝅮 𝄾𝅘𝅥𝅮𝅘𝅥𝅮 𝄾𝅘𝅥𝅮𝅘𝅥𝅮 𝄾𝅘𝅥𝅮𝅘𝅥𝅮"となっているところで、右手の旋律をしっかり出しながら、左手の3拍目は力を抜くように弾くところを、まずは左手だけで「休む・押す・抜く&呼吸」のリズムを練習し、つづいて両手で、右手の3拍目はしっかり出しながら左手はつられて大きい音にならないように何度も繰り返し練習しました。

また、曲の「物語」について、前回の赤ずきんも面白かったけれど、自分で物語を創造するように言われました。 今のところ、あまりそういうことは得意じゃなさそうだけれど、頑張ってもらいましょう。

そして、テンポは𝅘𝅥.=72で練習しておくようにと言われました。

つづいて、ドビュッシーの「小さな黒人」。 まだまだ体が小さいので、ペダルを踏もうとすると姿勢がものすごく窮屈になってしまうけれど、それはまあいいよと言われました。 冒頭の左手の三度進行は、今週も注意されました。 手首を使って跳ねるように弾く時に、指がふにゃふにゃだと音がちゃんと出ないので、指は少し曲げてものをつかむような形にして固くし、そして手首を使って弾くように練習しました。

また、ラ・シ♭・レ・ファ・ソ・シ♭のところで、いつもラ... ラ・シ♭・レ... みたいに弾きなおしていたので、止まって弾きなおさずにちゃんと最初から一気に弾きなさいと言われました。ですよねー。 家でも、音楽の流れを止めずに弾こうねとよく言っていて、連弾している時はかなり良くなったのですが、ソロだと先日の発表会でも何度もそういうことをしてしまったので、ちゃんと自分で気をつけて集中して弾けるようになってほしいな。

こんな感じで、今週はあまり先週と変化がなかったので、今回のバカンスでは新しい曲の宿題は出ませんでした。 ほっとしたような残念なような。。。

最後に、先生のクラスの発表会が5月半ばにあるので、そこでいまやっているドビュッシーをやろうということになって、バカンスの間に、ちゃんと上達するんだよと言われて今日のレッスンはおしまい。

ところで、子供Hのレッスンの前は、上級クラス1年目の生徒のレッスンで、いつも10分くらい横で聴いているのですが、今日は今度新しくやる曲として、先生がシューベルトのイ長調ソナタ D. 664 (Op. 120) の第2楽章を弾いていました。

私がいつも、子供Hの課題曲を自分でも練習して弾くので、それにつられて子供Hも速く弾こうとしてぐだぐだということがよくあって、前からそれはよくないとゆうなに言われていて、どうせやるならその「子供Hのレッスンの前の子の曲」にしたらいいんじゃない? と言われました。 おお、なんて素晴らしいアイデアなんだ! 彼女は上級クラスの生徒なので、並行して弾いている曲も多いし難しい曲も多いけれど、まだ「ありえなく難しい」曲ではないから、ものによっては手を出せるかも。。。?

記憶をたどると、ハイドンのソナタのどれかとか、バッハの平均律の第1巻の嬰ヘ長調とか、プーランクのなにかとかを弾いていたかな。 今度知らない曲をレッスンで聞いたら、先生に曲名を尋ねてみようっと。


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