二年前に、リアル「カサブランカ」を体験という記事で、ラ・マルセイエーズを笛で吹いたら大合唱になったよという話を書いたのですが、今日は、ミント・キャンディーを前にしての同僚との会話。
Collègue "Tu en veux ?" (同僚:食べる?)
Kazuhiko "C'est quoi ?" (かずひこ:これ何?)
C "C'est Vichy." (ヴィシーだよ)
K "Je n'aime pas Vichy." (ヴィシーは好きじゃない)
C "Ah, bon ?" (あ、そうなの?)
K "Je préfère de Gaulle. Je suis résistant. :)" (ド・ゴールの方が好きだよ。僕はレジスタンスだからね)
C ":)" (笑)
以下、解説。
Vichy(ヴィシー)はフランス中南部の都市で、写真のキャンディーはそこの名産。この街は、第二次大戦中にフランスの親ドイツ政権があった街としても有名で、その当時、ド・ゴール将軍は対抗して自由フランスという亡命政府を作ってフランスでのレジスタンス運動を支援し、その後ドイツ軍の降伏とともにフランスはド・ゴール将軍の政権に移りました。
映画「カサブランカ」のラストで、ルノー署長がミネラルウォーターに描かれた「ヴィシー水」のラベルを見てゴミ箱に投げ捨てるシーンがありましたが、ヴィシーと聞いてその話を思い出して、こういうギャグをキメてみました。 ちゃんと通じて笑ってもらえてよかった。
というか、本当にミントが苦手なのです。