前回のレッスンから一週間、38回目のレッスンです。
先週はいなかったインターンの先生が今週はいたので、再びインターンの先生が見ながら、後ろで先生が見守るスタイルのレッスンです。
今週も、L. Pappの水族館から。 一曲目の「熱帯の暗い水」がなかなかいい感じに弾けたので、「そのまま続けて」と言われて、結局、三曲とおして弾きました。 二曲目で何度か弾きなおしたのはもったいなかったけれど、三曲目はずいぶんよくなったように思います。 インターンの先生に「良かった (C'est bien)。自分ではどう思う?」と聞かれて、子供Hも「良かった! (C'est bien !)」と返事をして、子供H以外みんな爆笑。
でも、そこから細かいところを一つ一つ確認していきました。 まず一曲目では、最後ずっとペダルを踏んだままフェルマータで音が消えていく感じなので、最後の音を弾いた瞬間に「はい、おしまい」みたいになるんじゃなくて、ちゃんと消えていく音をずっと聴いて、そしてペダルをゆっくり上げるように言われました。 二曲目では、ユニゾンのところできっちり同時に音が出ているかよく聴くようにというのと、跳躍してアクセントをつけて弾くところでタッチが浅すぎるのを指摘されました。 三曲目は、一回目のリピートのところでうっかり二回目のリピートの冒頭を弾いてしまうのを気をつけるのと、前打音のところのペダルを気をつけるように言われました。
そして、「次は何だっけ?」と聞かれて、「プロコフィエフとチャイコフスキー」と答えて、「チャイコフスキー? ああ、新しい曲か。じゃあそれをやろう」と言われて、「でもまずプロコフィエフなんです」とごにょごにょ言う子供H。 というのは、プロコフィエフの曲は「夜」でチャイコフスキーの曲は「甘い夢」なので、子供Hの中では「まず夜がやってきて、そして夢をみるの」というストーリーなのですが、うまく説明できず、なし崩し的にチャイコフスキーに。
チャイコフスキーはまだ譜読みも怪しくて、たどたどしく弾いていました。 中間部の左手の旋律と右手の旋律が重なりあうところで、右手の裏拍がまだ届かない1オクターブ離れた音なので、そこは左手で弾くように言われました。 あとは、冒頭に con Ped. と書いてあるように、ペダルを使うようにと。 ペダルを踏むことで雑な弾き方をしてしまわないように、当面すごくゆっくり練習するのがいいかな。
今週はここで時間切れで、プロコフィエフはレッスンで弾けませんでした。 それなりの期間すでに弾いているので、最近ややプロコフィエフの練習がマンネリ気味な気がするけれど、先生も言っていたようにさらによくできると思うので、また家での練習を一緒に横で聴いたり話し合ったりしながらやってみるつもりです。
ところで、来月のコンセルヴァトワールでの発表会の日は、子供Hの学校の音楽のクラスの発表会もあって、そこで子供Hはマリンバのソロを弾くみたい。 なので、その日は放課後にまずコンセルヴァトワールに行ってピアノのリハーサルをして、次に学校に戻ってマリンバを弾いて、もう一度コンセルヴァトワールに行ってピアノを弾くということになりそう。